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アゲイン

映画『ルックバック』をもう一度観てきた。

悲惨な結末ではあるし、突然の凶行によって人生半ばで死んだ京本はもっと、もっと絵が描きたかっただろうと思う。

それでも、終演後、これでよかったのだという思いが深くあった。

京本は憧れの藤野との出会いによって、外の世界に出ることができた。そして、自分一人の力で生きてみたいと思えるようになった。

自分の人生を生きようと決意し、そうして生きた彼女は、幸いだったと思うのだ。






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