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足立区と言えば銭湯

足立区は今なお銭湯が数多く残る地域。現在も34軒が営業中です。
地元の方はもちろんのこと、荒川土手で部活動した帰りの学生さんも利用していると聞きます。また秋に荒川沿いで行われるマラソン大会では、多くのランナーさんが汗を流して帰れるよう、いつもり早めに開店してお客さんを向かえています。

その足立区の千住元町3(北千住駅西口側)には、ちょっと有名な銭湯がありました。その名は子宝湯。宮崎駿監督の映画「千と千尋の神隠し」に出てくる湯殿「油屋」モデルとして知られています。

1929(昭和4)年10月に開業し、思いきり贅沢に普請されたといいます。寺社建築様式の美しさ。昭和63年まで営業し、今は江戸東京たてもの園に移築し保存されています。


入口のタイル絵がすごい。建物の中へは自由に入れます。

男湯は富士山。

女湯は..松原?

男湯と女湯の境目にもタイル絵が。

脱衣所の商店の広告もそのまま残っています。

子供のころ、団地の狭いお風呂に飽きると親がたまに銭湯に連れて行ってくれたので、番台も懐かしい。

私が連れられて行っていた銭湯はこんなに立派ではなかったですが‥。

遠くの温泉もよいですが、近くの銭湯もいいですね。

足立区以外にも東京には数多くの銭湯があります。が、現在、週に1軒の割合で銭湯が廃業しているとも聞きます。ちょっと久しぶりに銭湯に行きたくなってきました。

(了)

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