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自分で選べない

「ほら、結局ママのいう通りになったでしょ」わたしは、母の選択が正しいといつも言われていたので、自分で選ぶことに自信がない。これで合ってるのか?間違ってないか?怒られないか?顔色を窺う。そういうことを基準に物事を選ぶことが染み付いてる。かなり年齢を重なるまで、母の言うことは絶対正しい。と思い込んでいた。
住むところ、自分の進路、自分がチャレンジしたいことに大体は「そんなのできる訳ないじゃん」って態度を出された。
それは母だけじゃなくて、父も。
そのころの父は、何店舗か経営していて、そんな父はいつも「そんなに世の中甘くない」「苦労なんてしなくてもいい」やりたいと言ったことには、鼻で笑って小馬鹿にしたように言う人。「そんなうまくいくわけないでしょう」
それにいつも挫けてしまう自分。
新しいことにチャレンジすることに、両親はそれぞれの思いでいい顔をしないという最悪条件だった。父は小馬鹿にして、母は宗教的に。
「そうだね。そうする」「パパありがとう。」いい子に言うこと聞いてる風にしているのが1番楽だった。
したいことがあるなら それは嘘つけばいい。隠しておけばいい。
自分で自分が怖い人間になっていた。

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