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嘘に嘘。

わたしは、自分が親や友達に対して嘘つきなことに自分で自分が怖かったです。
本当のこと(例えば友達にうちはエホバの証人だってことバレたくなくて。
母に怒られたくなくて)言えなくて。

どんな嘘をついてきたのか。大きなことから、小さなことまで。
研究(聖書の勉強)ちゃんとやる。ご飯の前に祈る。喜んで!
(そんな訳ないじゃん。勉強は楽しくない。祈りはセリフのように丸暗記してた)
集会に行きたくなくて、学校に居残りって言ってた。でも、友達と遊んでた。
友達とカラオケに行ったことも、学校の帰りのい他の学校の子と遊んでたことも
全部「学校の用事」「塾」って言ってた。
母から渡された冊子や招待状。本当は全部捨ててた。
時間を入れるためにわたしに証言して雑誌の配布とかしてたけど「うんいいよ」とか言って貰ってたけど、本当は「こんなの意味ないじゃん?」って思ってた。

母が怖くて。怒られたくなくて。でも、嘘をついてでも周りに世界と交わっていなければ 自分が保てなかった。

友達に「お誕生日会なんでできないの?」って聞かれたくなくて「別に興味ない」って強がってた。
うちには来てほしくなくて(母が勝手に冊子とか渡したりエホバの証人の話とかを友達にするから)絶対うちには友達を呼びたくなかったから「うちは人呼べないんだよね」って絶対友達の家に遊びに行ってた。

それも、「そんな友達と付き合うのやめなさい」(というかそもそも世の人の友達だから良く思ってない)と言われるのが嫌だったから。

母が怖かった。

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