すてるデザインから拾ったこと
過ぎ去りし日、興味深い企画展に行きました。
複数の企業と多摩美術大学TUBの共創プロジェクト「すてるデザイン〜ゴミを価値に変える100のアイディア」です。
企画展の題名が気になりすぎたのと、会期が短いので行くしかないってことで行きました。
モノを捨てたり身軽なのが好きなのですが、すてるという行為にデザインがどう関わってくるのか?を知りたいと思いまして。
色々なアップサイクルのバッグが並ぶ中、ボール専用のバッグを発見!公園で親子で外遊びする時にボールやらラケットやらを持って行くのですが、ボールの球体の形は他の外遊びグッズと一緒に袋へ入れるとボコっと膨らむので、グッズ全部をまとめて持ち運ぶことが長年悩ましかったのです。
バッグを凝視していると学生さんが話しかけてくれまして、うろ覚えですが確か今の2年生(3年生だったかもしれない)の授業でトートバッグの制作課題があってそれぞれ作りました、と教えてくれました。ついでに「このアイディア真似しても良いですか?」と聞いてみると、「今回の企画の趣旨は日常で使えるアイディアを提案することなので、ぜひマネしてみてください」ということでした。ありがたやー。
ちょうど子どものフード付きの服が小さくなって処分予定だったので、マネしてサッカーボール用トートバッグを制作中です。
虫かごも素敵でした。スピーカーとか双眼鏡ないから販売してくれないかなぁ。
ドアストッパーの数々。これもグッドアイディーアです。今度何か重いものがいらなくなった時には、ドアストッパーに変化させようと思います。
展示は他にもたくさんあって面白かったのですが、生活の中で取り入れられそうなものについて写真を載せてみました。
これが、ワタシがすてるデザインから拾ったことです。
企画展からの帰り際、多摩美の入学案内冊子がステキだったのでいただいて帰りました。ひと通り読んだ後(楽しそうな学生生活です)、ワタシは入学できないし、入学希望の知り合いもいない。どうしようか?と思いまして、「アッ」と思い出したのです。
以前行ったステキな美術館(この美術館のこともnoteに書きたい)で買い物をした時の袋が手作りだった!
おそらく展覧会のチラシから作られている手作りの袋。袋の内側の部分に色々と書かれていて。いつも美術館に行く度に、チラシを再利用したいけど結構文字が多いのと折って袋にするには小さすぎて・・・ちょうど良い紙ってなかったのですよね。
多摩美の大学紹介の冊子はとても多くて、ホチキスの中綴じパンフレットだったので、これは使える!
てことで、袋を作ってみたのでした。
冊子を本来の用途とは違うものにしちゃってごめんなさい。なのですが、そのまますてるよりは良かったかな?デザインもステキだし!と自己満の世界です。
ただ一つ後悔が。袋にマチを作れば良かったなーと。何に使うにしてもモノを入れると変に袋が膨らみます。
次また良さそうな紙を見つけたら、マチありの袋を作ろう。
美術館にはヒントがいっぱい♡
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