見出し画像

和歌、ときどきティク・ナット・ハン

全国的には洪水をともなうような雨が降っている地域もある一方で、東京地方はこの数日特に朝方は涼しいくらいの天気で幾分過ごしやすいというところでしょうか。

タイトルのティク・ナット・ハン氏はベトナム出身の禅僧で、平和活動にも取り組んだ代表的な仏教者という方。

意識的呼吸等を用いた瞑想を提唱して、心の落ち着きを取り戻すことが重要と本も多数出して述べられていて、マインドフルネスという言葉も世の中に浸透してきたようにも思います。

実利を求めることに慣れすぎてしまった社会で平和の種を蒔くには、どのようにしたらよいでしょう。微笑みを単なる社交儀礼ではなく、喜びの源泉にするにはどうしたらよいでしょうか。みずからに微笑みかける、その微笑みのなかに社交的意味はありません。それは、私たちがみずからの主人であり、みずからを治めるものであることの証しです。
「微笑みを生きる」ティク・ナット・ハン  
春秋社

他人にも自分にも微笑みかけるの重要性を行動する仏教者の視点から述べられています。

また別の本で仏教の五戒を現代に置き換えた文章もあり、

気づきのない消費によって生じる苦しみに気づき、気づきの飲食や消費を練修することによって、自分自身、家族、社会の身体と心を養い育てることを約束します。(中略)アルコールや麻薬などを摂らず、(中略)摂取しないことを決意します。
「生けるブッダ、生けるキリスト」ティク・ナット・ハン
春秋社

としていて、一人ひとりの生活や意識が世界の平和につながっていると言っているのです。

としても社会人になって30年余り毎日飲み続けているお酒はやめられないかなぁと。

ただ日本周辺の不穏な動きも含めた世界平和に当方の禁酒がつながるならばやめるしかないですかね。

とりあえずまた来週から暑くなるこの夏の間は飲ませてもらいながらじっくり考えさせてもらうこととします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?