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人形についての覚え書き

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「ひとがた」についての覚え書き。
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#日記

2022/01/05 日記: 客体としての身体部位

2022/01/05 日記: 客体としての身体部位

自分の身体を「物だと認識して嬉しくなる」感覚は、私にもなんとなくわかる。二階堂奥歯という人と同じ理由かどうかはわからないけれど。

ああそうか。そうだったのか。
人間も、こういう部品で出来た物だったんだ。
柔らかくて湿っていて腐りやすい部品ばかりだけれど、それでもやっぱり様々な部品を組み合わせて作られた自動人形だったんだ。
部品にはいろいろな組み合わせ方があるし、組み合わせた物には生命があったりな

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