NepalのDedho

画像1 ネパールの山岳民族の主食だというdedho、現地のシェルパ族の人曰く、これは手で食べないと味がしない、フォークやスプーンでは無味になると。実際にやってみると、たしかに元が味が感じにくい素材なのだが、手食の触覚に味覚がうっすら乗っかってくる感じで、ほんのり味を感じやすい。
画像2 味覚嗅覚に対する触覚の影響や、味覚嗅覚障害における手食の有用性に、思わぬところから示唆が飛び込んできた。ちなみに、食べ方はアフリカのウガリなどにとても似ていた。まだまだリサーチは必要だが、食べる際に指も舐めてしまうことで、指先にdedhoやカレーが残らないように食べるらしい。あと、喉越しが大事なのと、噛むと味が感じにくくなるからあまり噛まずに食べるものらしい。ウガリも指を舐めながら食べるのだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?