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世界の手食 (スリランカ編)

<今後、専門家や旅行者も交えて世界の手食をまとめたweb archiveを制作する予定です。本記事はそのメモとしてまとめたものです。>
※随時加筆編集中

【スリランカの手食方法】
南インドなどと同じように指の第二関節までを使い、指先で混ぜて口に運ぶ。
仏教徒が7割であり、左手が不浄という考え方はインドのヒンズー教と同様である様子。

ただいくつかの記事では右手を使うのは宗教的な理由ではなく利便性というような記載もありまだリサーチが必要。

<参考>

ちなみに、お母さんが小さい子どもにごはんを食べさせる時、ごはんとおかずを混ぜた小さなおにぎりを手の平で作り、子どもの口にぽいっと放り込みます。

PARCICデニヤヤインターン 村上紘寿美さんhttps://www.parcic.org/report/srilanka/srilanka_deniyaya/9853/

手食圏での子供の離乳食や食事の与え方が気になっているがなかなかこれまで情報がなかった。これは貴重な情報。


手で食べることは、正確には"右手の指先で捏ねて食べること"を指します。
指先で捏ねる理由は2つあります。1つは安全性の自確認です。普段、骨と共に調理する肉や魚、野菜であれば皮や種など食べられない部分を選別して取り除くのに手は最適な手段と考えられています。
もう1つは、美味しさの調整のためです。指先で捏ねて食べるときご飯と汁とおかずを皿の上で一口量に調整しますが、どのおかずを取るのか、ご飯と汁の比率をどうするかは食べる人の好みに委ねられます。スリランカには"食事を2回味わう"という言葉があるようで1回目は右手の指先で、2回目は口で味わって食べるのがスリランカ流なのです。

青年海外協力隊だったトキシタヒロさんという方の記事
http://lankaful-life.blogspot.com/2013/10/blog-post_15.html


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