マイストーリー③

ヨガとの出会い

2018年　8月　アメリカでの1年の任期を経て、子供たちと共に帰国

2020年　2月　離婚が成立

2020年　12月　RYT200修了

”え？待て待て。離婚からいきなりのRYT200?”

と思われますよね。”そもそもRYT200ってなんやねん。”と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

家、仕事、子供、夫

客観的に見ればこの上なく幸せな状況なのに、”実情は生き地獄”という日々から脱却して過ごしたアメリカでの1年は、私に生きる希望を与えてくれるのに十分なものでした。

測定不可能なほど下がっていた自己評価はちょっとネガティブな人並みまで回復し、”幸せ”という感覚が久しぶりに私の中に蘇ってきました。その感覚を感じられる自分が何より嬉しかったのを今でも覚えているくらいです。

スーツケースをそのまま移動させて帰国後すぐ別居、ただ離婚までは時間がかかり、実は苦労しましたが子供たちや周りの人に支えられ、なんとか成立。更なる平安の日々がやってきました。しかし、その数か月月後、思ってもいない事態に世界がなりました。

そう、コロナです。

今まで働き詰めだった日々が在宅勤務となり、通勤や部活動に費やしていた時間がなくなり、時間にかなり余裕ができました。今まで見る暇もなかったYouTubeを見始めたのもこのころ。その中で宅トレ動画にはまり、ヨガと出会ったのもこの流れによるものでした。

美しきヨギーニ作戦

オンラインにせよヨガで身体を動かすと、まさに心身ともに気持ちよくて癒されました。更に、ある説に気が付いたのです。

ヨガしてる女性全員美しい説

まぁ、どなたを見ても美しくてスタイルがよくていらっしゃる。

悩み事など一つもなさそうに凛としていらっしゃる。

”私もヨギーニになって美しくなりたい”

私の最初のとっかかりは意外にそういう単純なとこだった気がします。

前述のRYT200というのは、全米ヨガアライアンスというヨガインストラクターの資格なのですが、”美しきヨギーニ作戦”決行にあたって、また1から教室に通うのではなく、“どうせならば資格取る”という戦略をとることにしました。”ヨギーニに最短でなるには、まだ余力のある今しかない”と、ほぼ思い付きで、いえいえ、きれいに言うならば、引き寄せられるようにRYT200に申し込んだのです。

図らずしも離婚が成立し、心身ともに自由になったところでのコロナ騒動。そしてそのタイミングでヨガが私の心に響いたのには、きっと意味があるのだろうなと思っています。

とはいえ、ヨガをしたのはスポーツジムでのスタジオレッスン数回のみ、というほぼヨガ未経験の私が、5年～10年真剣にやっている方々の中でRYT200を取るのはかなり大変で、”美しきヨギーニ作戦”も長期戦になるであろうことにすぐに気が付きました。それでも日々変わっていく身体と心を身を持って経験し、もはや美しくなるためというより、自分の幸せのために一生終わらないであろうヨガの旅（Yoga Journey)に出る決意をしました。

ヨガ英語とレッスンエクスチェンジ

RYT200が終わり、ヨガの旅第一歩を踏み出した途端、私は悩み、焦りました。アウトプットの場がないのです。公立高校で教諭を続ける限りは副業禁止。仕事を辞める訳にもいかない。悩んだ結果、考え付いたのが私が今行っている主なる活動、”レッスンエクスチェンジ”でした。

レッスンエクスチェンジとは、私が英語ヨガ、ヨガに関わる英語、若しくは英会話を提供させていただき、その代償として金銭ではなく、何かを教えてもらうというWIN-WINな体験型レッスンです。ご興味のある方は私のインスタグラムを是非ご覧になってください💛

ヨガに英語を掛け合わそうと思ったきっかけは、私のヨガ経験が浅い分、

”得意の英語をプラスして差別化できないかな”

と思ったのがきっかけで、RYT200のクラスメイトから京都でヨガ英語をされているアガサさんを教えていただき、そこからカナダからヨガ英語を発信されているChito先生と出会ったのです。

丁度RYT200が終わったくらいに、Chito先生が42日間学んだヨガ英語をインスタグラムにアップするという42-day yoga challengeというイベントされており、それに参加。たくさんの学びと共に講座を受けた方との横のつながりも築かせていただきました。

そうして2021年3月から始まったレッスンエクスチェンジは、現在2021年8月の時点でおかげさまで30回を超えました。私のあこがれである”美しきヨギーニ”たちに”in person”でレッスンしていただける喜び。本当に感謝しかありません。

レッスンエクスチェンジを通して、”英語教師をやってきてよかったなぁ”と思えるのも思いがけない副産物でした。あまり意識していなかったけど、振り返ればもう約20年も高校で英語を教えています。英語学習者としての経験値はそのずっと前からです。その知識を役立て、喜んでいただけるなんて思ってもみませんでした。

マイストーリー①でも述べた通り、私は英語は強制されてやるものではないと思っています。他にできること、夢中になれる何かがあるならそれで十分素晴らしいではありませんか。でも、私がヨガに夢中であるように、日々成長したいと、自ら意思を持ってやるのであれば、こんなに楽しく、あなたの世界を広げる道具はないとも思います。

ｂとｄの違いも分からない生徒の多い高校から始まった私の教員生活ですが、今は有名国立大学を目指す生徒の多い高校で教えています。テストでいい点を取れるようになる方略としての英語を教えるのは、彼らの将来にとっていい大学に入るという点では必要ですが、それで本当の意味で英語ができるようになるわけではないと分かっているだけに、実はむなしさを感じる時もあります。

英語をやりたい！できるようになりたい！

将来的にはそう思われる方のお手伝いをもっとできればいいなぁと思っています。そしてその思いを元にレッスンエクスチェンジを少しリニューアルしております。予約ページの方からご確認、ご予約お待ちしています★

お互いに自分の好きなことを極めることで幸せになりましょう。

それが美しきヨギーニの秘訣なのですから。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

May you be in peace, may you be happy💛　　‐Yoko