家の中が平和になった

3年間私の家には世界一私たち家族に悪口を言ってくる人が住んでました。

私の祖母は精神病で、たぶん私が小さい時からずっとそうだったんだと思います。私が大人になり、ひどくなったのが3年前、気づいたのはたしか3年前の夏でした。母はきっと小さい頃からずっとそれを受けてきたんだと思います。

その日から母と祖母の言い合い、祖母の家の中と家の外や父の前での振る舞いの違い(外面だけは良く理解されないのが辛い)、思い込みで繰り広げられるおかしな言動に振り回される毎日でした。
当時はもう慣れてしまってストレスとも感じなくなっていましたが、祖母と離れた今、相当なストレスだったんだなあとしみじみ感じます。家に帰るのが苦じゃなく、祖母がリビングに上がってくることで緊張感や不快感を感じることも無く...
祖母からの言葉で自己肯定感もなかなか傷ついてたと思います。ありがたいことに私たち家族は(特に兄弟3人とも)全員自己肯定感が高いのでそんなことで下がりはしませんが。

イベント前の準備中は｢そんなもの売れるわけない｣髪をセットしてる時は｢あんたちっとも良くないよ｣洗濯物を畳んでるだけで｢美大なんかしょうがないね｣言われたチクチク言葉をあげるとキリがないけどだいたいこんな感じ。あとはブタとかバカとか色々...

言い返しても腹を立てても、話が通じない人なので無視するのが1番なんですよね。でも私の性格的にどうしても言い返してしまい(特に他の家族が何か言われてる時)その度に無視できない幼稚な自分と、人にそんなことを言ってしまう自分が悔しくて泣くほど落ち込んでいました。病気とわかっている祖母のことをどうしても憎いと思ってしまう自分も悲しかった。

そんな祖母は3月から家を出て、今までとは違う関わり方が出来るようになりました。
そこから私のメンタルも安定し、現在就活中にも関わらずすごくすごく人生が楽しくて、友達や家族、恋人、学校の人、バイト先の人、お客さんまで...周りの人たちが大好きで仕方ないです。その人たちに本当に感謝してるし、みんなの自己肯定感をぶち上げられる人になりたいです。

やっぱり自分に嫌なことを言ってくる人って近くにいない方が良いんだな〜って思いました。でもやっぱり祖母のこと憎いとは思いつつ、大嫌いと言いつつ、大嫌いにはなりきれないので、これからはたま〜に会った時、ちょっとは優しく出来るようになりたいです。

いつかは嬉しいことを報告できるような、普通の関係性になれたらいいなあ。