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私(@_watashe)について
はじめまして、わたしのなまえは私です。
私
♡インターネットで文章を発表しています。
おもに掌編や短編など短いもの、たまにnoteでエッセイ(雑記)も。
♡人間のことを、とくに女の子のことを書くのが好きです。
すごくわかりやすく言うと、儚さとどろどろがウリです(そうなのかな……)
♡"あこがれ"をテーマにした文芸ユニット「エレクトロ・ウィッチ」に所属。文学フリマに参加
"女の子による女の子のための文芸誌"「watshi」同人メンバー。
主な公開作品
どこもかしこも、太陽を反射して光って、ぼくたちの居場所は、生きている限りなくなり続けるかもしれない、と思った。だから自分自身が、光になってしまうしかなかったんだね。そうして魔法少女になったんでしょう。ぼくは光にはなれないから、光っているものを壊し続けるしかなかったんだよ。だからあなたを殺した。ごめんね。
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♡
お兄ちゃんが急に家を出ていったからさみしい、ともえちゃんは電話越しにほんとうにさみしそうに言い、わたしはそれを聞いた。聞いたからには、わたしは、二、三度外観を眺めたことがあるだけの水色のアパートへ、夏休みなのに、自転車を走らせていかなければならなかった。もえちゃんはそういう魔法を持っていて、魔法にかかって、妙なステップででも踊って踊って踊りまくることをわたしは、好んでいたように思う。むずかしいことはわからない。彼女がとてもすきだった。彼女のためにかかとから擦り切れてゆく靴が、わたしのどうしようもない誇り、それとロマンス。彼女がとてもすきでした。
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武藤ういは、ときどき、自分の名まえの漢字について考える。ういという名は、羽衣とか愛いとか、かわいくつけたかったのとママは言ったが、武藤ういには、漢字を改めてあてるならば、憂いであるとしか、憂という漢字を学校で習ったそのときから、思えなかった。武藤羽衣あるいは武藤愛であれば、もっとべつの人生だったかもしれない、と総復習のように、クローゼットで膝を折ったまま、考える。
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Instagram: @watas.he
mail: watashe218@gmail.com
星空文庫: https://slib.net/a/24693/
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8000字程度の掌編小説から、10000字程度の短編小説まで書くことができます!
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