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77日間ちまちまとお絵描きしつつ、過程をnoteに記録して思ったこと

多分、ちゃんとした振り返りはもっと後にやるとして、ひとまず完成した(させた)ということでちょっと思ったことをメモしてみます。

この作品について

2022年11月2日から2023年1月17日まで毎日ちまちまお絵描きをしていました。
授業課題「オマージュ作品の制作」の一環です。この作品は一応、池田学さんの制作手法をオマージュをしています。作品説明はこちら。


簡単にですが、やったこととしては、

  • 毎日少しずつ絵を描く。それと同時にnoteで記録を残す。

  • ノープラン&下書きなしで、その場で思いついたように描く。ただし全体的な印象は重視する。

  • 一貫したテーマは「生きること」

みたいな感じです。割と好き勝手描きました。


なんとなく思ったことについて

最初は課題でやっていました。
「こういう風なのやってみたかったし、良い機会だな」みたいな感じです。

でも、だんだん楽しくなってきて、オマージュという話を離れて行くのを実感しました。
まぁ、描き方をオマージュしているだけなので、思想的に近いわけではないですから、それはそうですね。

書くのが好きだったのを思い出しました。
小学校の頃、作文が大好きで、何でもかんでも記録してました。
忘れるのが怖かったです。
いつの日かそれを忘れたのは、きっと人に読まれることとか、人前で読むことが怖かったから。

絵に思いを込めていたことを思い出しました。
あなたが幸せになりますように、とか。
いつの日か、それは不安や生きづらさをぶちまける道具になっていて、なんとも言えない憂鬱を手癖で紙に乗せるようになっていました。

「生きること」がテーマになったのは死にたくなるくらいに生きていたいからでしょう。
そのことの目的なんて絶対わからなくて、それはこれからもそうでしょう。
だけど、なんとなく続く毎日が「かく」ことで少し意味を持つようになった気がしました。

好きとか嫌いとか、言うのが苦手です。
大好きなものを否定されるのが辛いのです。
それでも私の生を見たときに、好きなものはすごく深くまで結びついていて、これをかく上で少しずつ表に出ていきました。
それは、ほんのちょっとですが私にも変化を与えていて、好きなものを好きと言えるようになってきた気がしています。意外と否定されないもんだなぁと驚いています。

noteがとても楽しかったです。
純粋に、書くことが楽しかったです。気ままに書いて、自分の好きなことを好きなように垂れ流すことで、少し前に進めるようになった気がしています(一部、落丁があったのは悲しかったですが。スマホとPCで編集していたので、保存し損ねたんでしょうね……)。
きっとこれからも書くんだと思います。
それは義務感ではなく、楽しくて好きだからでしょう。こう言えるようになったのも嬉しいです。
絵はどうだか分かりませんが、「本当は描くのが好きなこと」を思い出せました。
それが本当に幸せです。

大した意味もなければ、何も残せないし、出来た絵も決して上手くないです。
良いことなんてそんなに多くは起こりません。悪いことの方が多いです。辛いことばかりで、運も悪いです。
それでもきっと私はこれからも生きると思うし、何かを残せなくても、少しは誰かのためになれたら、誰かを笑顔にできたら幸せだと思うのです。
おこがましいかもしれないけど、そういう風に少しでもなりたい思っています。

これは、そうやって明日からも歩んでいこうと、思えたお絵描きでした。


作品写真

キャンバス:20号
画材:ゲルインクボールペン

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