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ホワイトデーが迫ってること

日曜日のお昼

散歩をする

音楽を聴きながらの散歩も
街の音に耳をすましながらする散歩も
どちらも好き

街をゆく人、一人ひとりの誰もが
同じではない事を考えながら動いていると思うと
この世界はおもしろい

ある男の人が手にするのは、某チョコ屋さんの紙袋

ホワイトデー前最後の週末だもんね

きっとその人にとって大切な誰かを想って、買って、歩いてるんだろうと思う

バレンタインに乗り遅れたわたしは、
街をゆくあの人を見て
ホワイトデーの気配を感じた

わたしだってホワイトデーに期待したいのにねっ
誰にもあげてなかったあ

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