見出し画像

2022.8.30米国株式市場振り返り


【マーケット総括】

・NY連銀総裁が利下げを考えていないとの発言からタカ派警戒が強まり、続落

・8月の消費者信頼感指数、市場予想上回る。しかし、インフレ懸念は依然として強く、警戒感は収まらず

・求人数増加、FRBによる積極的利上げ路線を維持するのでは?という観測



【相場の格言】

強気相場は悲観の中で生まれ懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔の中で消えていく

これは市場参加者が悲観的になっている時が買い場であり、逆に楽観的になっている時が売り場である、という意味です。

直近でいうと、コロナショックの時がわかりやすいですね。2020年3月に安値をつけてから急激に上昇したことを皆さんも覚えていると思います。

また、コロナウイルスが蔓延する以前2019年11月までは、今思うと相場は楽観的になりすぎていました。

思い返してほしいのが2020年3月に底値を付けたとき、誰がここから株が上がると思ったでしょうか?都市封鎖が世界で起きて、これから経済が暗闇に陥ると誰しも考えたと思います。

でもそんな状況の中、株は急激に反発しました。

まだどうなるか分からない時が買い場だったのです。

ただ、懐疑の中で株を買いにいくのは相応のリスクが伴います。

でも皆が不安を抱いている時に買いに向かわなければいけないときもあると思います。

また、皆がまだまだ上がると思っている時は、冷静になって考えることも大事だと思います。

最後に、
投資に正解はありません。
でも株は人々の心理で動いています。経済指標を読み解くのは難しくても、「なんとなく不安がっているな、とか楽観的な意見が増えてきたな」というのはわかると思います。

だれにも将来の動きは100%分からないのだったら、自分なりの考えをもって運用してみるのもいいかもしれません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?