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気持ちの蓋をすこしだけ開けてみます

今身を置いている環境や、今までを振り返っても
私は 私を支えてくれる人によく恵まれたと思う。

その反面、私は与えてもらったものに見合うような
人間にはなれていない気がする。

まぁ、何を基準にするのかにもよるのだけど。
私の場合は、人に何も与えられていない 与えられるような自分ではない という状況が怖い。

人間関係は 与えられて 与えて イコールな関係でいるからこそ 成り立つものだと思っているから。


ほんとうは
居心地がいいとか 話が合うとか
人といる理由なんてそんなものでいいんだと思う。

だけど、私は自分に自信がないから
目に見えて価値が分かるような与える側のアイデンティティに執着している。

優しさとかそういう
自分で見て計れないようなものを自分の個性として人と関わることが、怖くなった。


優しさって期待だ。

私は、優しい と言われるのが嬉しいんじゃなくて
期待されるのが嬉しかったんだ と 最近気づいた。

期待に応えようとして、
でも全部うまく処理できるだけの懐やキャパはなくて
そんな矛盾した自分が嫌になる。



わたしは人に対してそっぽ向いてるフリして、
ほんとうは1番人に期待していたいし
期待されたい。

期待しないよと蓋をする瞬間を見ないフリして
麻痺しているフリして 慣れたフリして
その瞬間がほんとうはいちばん辛い。

そっぽ向いているフリをするのは、
ほんとうは感情に敏感すぎる自分が怖いから。

感情の起伏をぜんぶ人間関係のなかで表すことは迷惑だと分かっている。


だから、ここに自分の正直な気持ちを残してる。

矛盾と不安と嘘だらけのなかで、
こうやって夜にふつふつと湧き上がる自分の気持ちだけが本物だから

この気持ちだけは無視しない
自分にこれ以上は、嘘は言わない

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