「2023年上半期何をやっていたのか」2023年7月18日

SNSを大してやらず、絵も描かず、私・内原は一体何をしてきたのか。
徒然なるままに書いてみようと思う。

人間関係のどうしようもないこと

昨年から年初にかけて急激に距離が縮まった友人が、精神的な病気になってしまった。相手の体調の悪化を皮切りに、その友人と疎遠になってしまい、悲しさと悔しさと無力感で2~3ヶ月過ごしたりした。「元気になったら連絡する」というメッセージを最後に、私が送った体調を伺う連絡には一向に返信が無い。風の噂で、最近その友人が自宅療養を終えて職場に復帰したことはこちらの耳にも入ってきたのだが、私のもとには一向に連絡は無い。心配したところで病気が治るわけでもなく、私にセラピストや医療従事者やその手の治療ができるわけでもないのに「できることがあったら何でも言ってね」という発言は、相手にとって軽率で無責任に感じられたのかもしれない。私は無力で、どうしようもない阿呆だった。
今でも友人が私の知らないどこかで元気に過ごしているならそれでいい。
もし再会することがあるのなら、全く心配などせず「お久しぶりです」とサラリと笑顔で挨拶しよう。願わくば、私との関係を急に断絶したことを、ほんの少しでも後悔していますように。

食生活の改善

先述した友人の影響で、自分も食生活を改善することにした。腸という臓器は精神状態と密接な関係があるらしく、腸内環境を整えるということはうつ病の予防に繋がるらしい。完全栄養食の割に美味しいパン「ベースブレッド」、カット野菜のサラダ、十割そば。これらを中心の食生活と、食事管理アプリ「あすけん」を続けたら、四ヶ月で4キロ弱痩せた。自分が太っていた原因は、完全に栄養不足だった。あとは寝不足と朝ご飯を食べないことも原因だった。今の健康状態にはおおむね満足しているが、綺麗に洋服を着こなすにはまだ足りず、「あすけん」の目標体重的にもあと1キロ痩せないといけないので、運動と長風呂で代謝を上げれたらと思っている。

ストレスフリーな生活と美容、その背反

朝ご飯を食べるなら朝の時間はゆっくり過ごしたいし、夜食を食べないようにするなら早寝するのが一番だ。ストレスがたまるとジャンクフードやコンビニスイーツなんかを爆食したくなるので、ダイエットを始めてから早寝早起きをするようになった。睡眠時間も6時間以下から8時間ほどに増えた。
私はすこぶる健康だ。
だが、健康なだけで何もない。
少しばかりシェイプアップした自分の身体を見るのが嬉しくて、美容やらファッションやらにやたら時間とお金をかけるようになった。4月から通い始めた整体の効果も出てきたのか、姿勢も良くなった。
会社に行くときにも身なりに気を遣うようになった。普段かけている眼鏡を、JINSの3000円のものから金子眼鏡の5万円のものに変えた。職場の人たちから「雰囲気が変わったね」と声をかけられるようになった。
美容やファッションにかけた時間はどこから捻出されているのかと問われたら、今まで創作活動にかけていた時間だ。
ここ半年、ほぼ絵を描いていない。SNSでイラストレーターたちの動向を逐一追うことも無くなった。SNSでトップクリエイターたちの活躍を見なければ焦ることも無い。精神状態はすこぶる良好だ。
やっと自分は凡人であることを認められたような気がした。
でも、それで本当に良いのだろうか。
美容にお金をかけたって、健康にお金をかけたって、持っている身体の根本は変わらない。何のアウトプットも無い、ちょっと肌つやのいいブサイクがここにいるだけだ。

健康は大事(ジョイマンではない)。それがベースだからだ。健康じゃないと何もできない。
今、この健康で身軽になった体を動かすときなのではないのか?と思ったりする。
2023年が半分とちょっと過ぎた。
今日も猛暑だが晴れている。
仕事帰りに図書館と映画館に行くのが楽しみだ。
物語を蓄えながら、ゆっくり進む。

頂いたご支援は、全て創作活動のために利用させていただきます。