「残像と緩急」2022年7月22日

すごいアニメMVを見た。
異世界混合大舞踏会(feat. おばけ) by 星野源

まず見てくれ。
すごない?

少年の成長、見守ってくれるオバケたち。曲の前半はしっかり世界観と登場人物たちを見せて、サビのダンスで生き生きと動かす!その緩急が素晴らしい。キャラクターデザインも、老若男女問わず親しみやすい。
「生き生きしている」
この言葉に尽きるかもな。

特に好きなところがあって、ダンスシーンのココ↓

Official Videoから引用。手に注目。

とかココ↓

Official Videoから引用。おばけの手に注目。

これ!分かりますか!?
ダンスシーンで、腕を大きく動かすときに「シュンッッ!!」ってなっているんですよ。この1フレーム。これがたまらない。
アニメを使ったMVも今や巷にたくさんあふれている。個人で制作を請け負う人も増えてきたし、超ビックなアーティストじゃなくてもアニメMVを出せる世の中になってきた。だからこそ、クオリティに差がつく。
ロトスコープ(実写をなぞってアニメを作っていく)を用いて実写らしい滑らかなダンスシーンアニメーションを作るのも良いけれど、このように動きのメリハリをつけるためにこの「シュンッッ!!」みたいな残像の表現があるの、めっちゃ良いよね。「動いているな」じゃなくて「アニメだなあ」って感じ。
MV全体を通した物語や雰囲気も素敵だし、ダンスシーンは音ハメが気持ちいいので皆さんぜひ見てください。

妖怪が登場する作品、大昔からいろいろあるし特に注目してこなかったけれど、妖怪ってめっちゃいいな。何がいいって、「でっけ~奴とちっせ~奴が共存しているということ」がめっちゃ良い。
集合絵になったときに、遠近感が意味不明になるくらい大きさに差があるのがめっちゃ良い。人はでっけ~ものにワクワクするし、でっけ~ものをでっけ~と感じるにはちっせ~ものが必要だから。そしてちっせ~はカワイイ~にほぼ直結する。なのでちっせ~奴とでっけ~奴が共存すると最高になり、妖怪もの作品が最高ということになる。
ちょっと、妖怪という存在を気にしていろんな作品に触れたり、生活してみたりしようかな。

イラストの進捗!
相変わらず×。やっぱり気分が乗らないし、うまく筆も進まない。親指の付け根が痛い。この日記のまとめ、今はサムネイルすらないので、その絵くらいは描きたいな。というか依頼の期限が迫っていてまずい。

あと30分で仕事開始だ。
それでは、さようなら。

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