見出し画像

和歌山プチ移住2年目_06:和歌山を選んだ訳

一番肝心なことを書き忘れておりました。
移住先として、なぜ和歌山を選んだのか?

一番の理由は、2015年に熊野三山を一人で旅した時に、大斎原の自然に魅せられた。早朝に一人で熊野川の畔を散歩しながら、朝靄が山から立ち昇るとことか見ていて、「あぁ、日本人ってこういう姿を見て、人知の及ばない自然に畏敬の念を抱いたのか。これが神道の始まりなんだなぁ。」と感じたことがずっと忘れられなかった。

田舎暮らしや地方移住を考えている人は、Uターンか、Iターンか等まずは場所で迷う方が多いと聞く。実際和歌山の他の移住者でも色々見て、最終的に和歌山に流れ着いた?辿り着いた?人もいるらしいが、私は最初から和歌山(しかも紀南)一択で他の地域への移住は考えられなかった。

以下、時系列にまとめてみました。

2015、敬愛する白洲正子さんに触発され、「那智の滝」を知る。
秋、和歌山へ一人旅。高野山道成寺(歌舞伎演目で一番好き)、とれとれ市場(白浜)、太地(クジラ博物館)、熊野三山(本宮大社、速玉大社、那智山)を訪れる。

2016・2017と海外で働く。

2018、帰国。東京で同じような生活に戻ることに違和感を抱く。GWに串本でバイト。有楽町にある「ふるさと回帰支援センター」の存在を知る。和歌山移住イベントへ参加し始め、すぐ仕事が見つかるが(これもある意味ラッキーだった)、いきなり山奥への本移住と車必須のため、お断りさせて頂いた。

2019、和歌山移住イベントに参加しつつも、まだ決心がつかないまま、本宮大社・大斎原へ一人旅。旅の最中、移住希望者と求人@和歌山のマッチングイベントへ招待される。(マッチすれば、何と交通費5万円も支給される!)同イベントで現職場を紹介される。(マッチしたのは違う会社だけど…)2つの職場見学と面接を兼ねて、一人旅の2週間後、再び和歌山へ。東京での職探しと畑出来る環境を同時並行で探すが、和歌山での仕事と住まいが1週間で決まり、2020にプチ移住が決定。

2020、プチ移住開始。

1年半いるけど、飽きないし、東京へ戻りたいと思わない自分が不思議。コロナの影響はあると思うけど、でも知れば知る程、和歌山(紀南)に魅了される自分を発見する。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?