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ソラマメは家庭菜園で格段に美味しくなります!

みなさん、こんにちは。家庭菜園研究家の廣瀬です。私は栃木県南部で無農薬、無肥料で、自然栽培に近い形での野菜作りをしています。安心、安全の野菜作りの情報をお伝えしたく、今年の元旦からnoteに投稿を始め、三か月目に入りました。

今回は家庭菜園で育てるとこんなに美味しくなるという野菜の1つ、ソラマメについての話と栽培方法を投稿します。

スーパーのソラマメは臭いけど

スーパーで買ったソラマメって変な匂いがすると思いませんか? それは収穫して時間が経ち、鮮度が落ちたからです。鮮度が落ちる過程で匂いの成分が増えるものと思われます。私も自分でソラマメを育てるまでは、ソラマメ=臭いものと思っていました。ところが採れたてのソラマメは、あの独特の匂いはほとんどしません。そして収穫したものを新鮮なうちに茹でて食べると、こんなに美味しいんだ(驚き!)となります。

ではソラマメの育て方を紹介します。

ソラマメの育て方

種まきの時期は各地の気候により異なりますが、一般的に10月後半から11月前半に蒔きます。私は11月の頭に蒔くことにしています。次の写真は自分で取っておいた種と、ダイソーでも購入できる種の写真です。ここ2、3年は安定して収穫でき、翌年用の種も十分取れるようになりました。

種蒔き

ソラマメは”おはぐろ”と呼ばれる黒っぽい筋の部分を下にして地面にめり込ませます。次の写真のように一部を地面に出した状態にします。

種蒔き2

しばらくすると発芽して葉を何枚かつけます。

画像3

11月に蒔くので、すぐに冬になり、小さなまま冬を越します。真冬の苗の様子は以前の記事「春を待つ野菜」でご覧頂けます。

春になるとぐんぐん伸びて次々に花を咲かせます。ソラマメは成長を始める前に、先端を摘むことで脇芽を伸ばし収量を増やす方法がありますが、私は放任です=伸びるがままにします。何度かお伝えしていますが、野菜作りにできるだけ手間は掛けません

春になると育つ

実は、小さなうちは上を向いていますが、収穫の時期になると下を向きます。

実を付ける

下まで向かなくても横向きになったら収穫してOKです。下に向くまで待つとほくほくの食感に、横向きのうちに収穫すればみずみずしい食感になります。

収穫

さやを割って中身を取り出し、茹でて食べます♪ ホントに美味しいです。

茹でて食べる

ソラマメは狭いスペースでも育てられます。次の写真は私の仕事場の前の花壇で育てた時の様子です。この時は狭い場所を最大限に利用する研究として小ネギも一緒に育てました。どちらもバッチリ収穫できました。

狭小スペースでもOK

■自然栽培の素晴らしさ

最後に自然栽培の素晴らしさをお伝えします。無肥料にするまでは、アブラムシが付くことが多かったソラマメですが、肥料を止めてからはアブラムシの被害もだいぶ減りました。コロニー(アブラムシがたくさん群れた状態)が見つかった時だけ、その部分を摘むことにしていますが、畑が安定した今はテントウムシたちがアブラムシを食べてくれるので、その手間もほとんど無くて済んでいます。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。次回もみなさんに楽しんで頂けるようなテーマで投稿できるように頑張ります!


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