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シニアという宝②〜マイ・インターン

おはようございます。
観光業界のプロに、夜も眠れなくなるほど面白いノウハウを聴いて興奮気味でおります武内和久です(^^)

シニアの方が持つ知恵と経験の素敵さを語るには絶好の映画があります。
私の好きな作品のひとつでもある『マイ・インターン』という映画です。

2015年公開のアメリカ映画で、女性ファッションの大人気オンラインサイトのCEOとして、ニューヨークでバリバリと働くキャリアウーマン(アン・ハサウェイ)の会社に
退職後の老後を退屈に思っていた40歳も年長の男性(ロバート・デ・ニーロ)が、インターンとして入社して……という映画です。

ロバート・デ・ニーロ演じる男性は、40年間、印刷会社で働いた男性です。一方で、インターンとして入社した会社は、女性ファションかつITを駆使した会社です。
当然、ロバート・デ・ニーロの培ってきた職業上の技術は、役に立つ内容はありません。

その会社には色々な鼻息の荒い、野望に満ちた若者達がいて、色々な悩みを抱えています。
会社も方向性を変える時期かもという話があったり、CEOであるアン・ハサウェイも家庭内の問題があったりとまあ、盛りだくさんの解決すべき難題が出てきます。

時代遅れのロートル、仕事が出来ないと思われていたロバート・デ・ニーロですが、その実直な生き方と豊かな人生経験から、そういった問題を見事に解決していきます。
しかし、その解決の仕方が、たった1枚のハンカチを差し出すことだったりで、粋でありお洒落なのです。
決して出しゃばるでもなく、じっと若者達の様子を俯瞰して、さりげなくスッと寄り添う。その姿がまた見事なのです。

肝はやはり、ロバート・デ・ニーロ演じるシニア男性の『経験』という宝物から生み出される魔法だと感じました。
男性は生活が豊かなわけではありません。
しかし、キラキラした世界の中で生きる人々の誰よりも、『豊か』でした。

この映画で描かれる世界が夢物語なのかどうか、判断するのは、あなたです。
お時間あれば、ぜひご覧ください。おススメです。
感想などをいただけると嬉しいです。

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