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旅をする前に一度考えてほしい。旅先へのギフトとは?

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今回は、旅行をする前に考えてほしい、旅先へのギフトについて書こうと思います。

旅先へのギフトとは?

旅先へのギフトとは、旅人が旅先に残すプレゼントです。

観光地としては旅人に喜んでもらい、お金を使ってもらうこと。そしてその素敵な体験をお友達や家族に話したりSNSで発信することで、その観光地への興味が高まり、観光客が増えるというのが、観光地へのギフトになるのではないかと考えました。

でも、ただ好きなように旅して、好きなように発信するのは違うかと思っています。

その行動は観光地のためになるのか?

わたしはカメラが趣味で、毎週末どこかに撮影に出かけています。
しかし、最近撮影者のマナーの悪さが問題になっているのです。

代々木公園の河津桜周辺にロープ柵の設置

代々木公園の河津桜は都内でも開花が早いのと、桜の木が低いので、ポートレート撮影に人気のスポットでした。

それがなぜロープが張られるようになったのか?

カワヅザクラの根の保護のため、ロープ柵を設置しました。

引用:公益財団法人 東京都公園協会

桜の木は土の浅いところに根を張るので、根本の土が必要以上に踏み固められてしまうと、呼吸ができなくなってしまいます。
また、桜の枝は折れると雑菌が入り、病気になる確率が高くなります。

友達から聞いた話だと、桜吹雪を撮りたくて、枝を揺らしている人がいたという話を聞きました。

そのようなマナー違反の人が増えたことで、桜の命の危険を感じた運営側がロープを張ることにしたのでしょう。

富士山ローソンに黒幕設置

国内外でオーバーツーリズムを象徴する事例として注目を浴びた富士山ローソン。

いい写真を撮るために民家に立ち入ったり、道路で撮影して車の走行の邪魔になっていたりしたのが問題視され、このような対策が取られました。

このような観光地への迷惑行為が続くと、観光地も旅人に来てほしいと心から思えなくなりますよね。

観光地も旅人も旅を楽しむために、旅先でのマナーに気をつけよう

SNSの普及によって、素敵な写真を撮りたいと思う人は増えました。
しかし、素敵な写真を撮るために、せっかくその場所を綺麗に保ってくれている観光地の方々を悲しませてはなりません。

観光地に、旅人に来てもらいたいと思ってもらえるためにも、観光先でのマナーに気を付けて観光地と旅人のwin-winの関係を築いていきましょう。

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