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Death Strandingについて語ってみる

皆さんこんばんは, 情報メディア創成学類(mast19)の内田大智です。前回のmast19AdventCalenderの記事は松下君の『HIPHOPノススメ』( https://note.com/mattun1212/n/na3234833b831 )でした。HIPHOPいいっすよね。最近ラッパーのJuice WRLDさんが若くして亡くなられたのが凄く残念です。

いきなりですが実は僕, 結構ゲーム好きなんです。高校生の時は部活から帰ったら毎日のようにオンラインゲームしてました(笑)。おかげで今ではゲーム仲間が沢山出来て, たまにですが一緒に楽しくプレイしています。(本当に時間取れてない...)

そんな感じでまぁまぁゲームが好きな自分がおすすめしたいゲームがあります。それはつい一ヶ月ほど前に発売された, 小島監督最新作『Death Stranding』です。

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ここで, 「ン?小島監督ッテダレヤ?」ってなった人に説明すると, いわゆる『メタルギアシリーズ』の生みの親で, K〇NAMIさんと色々あった人です。一応2015年に某ゲーム会社を退社し『KOJIMA PRODUCTIONS』として独立。そしてその4年後ついにコジプロ初となるゲーム『Death Stranding(以下デススト)』が発売されたという感じです。あとはGoogle先生にパス!

ストーリーを大まかに説明すると, デス・ストランディングという現象によって世界は分断されてしまう。そんな中, アメリカ再建派組織「Bridges」は伝説の配達人と言われたサム・ポーター・ブリッジズに孤立した都市と都市をつなぎなおし, もう一度アメリカを再建するというミッションを与える。しかし, 配達依存集団の「ミュール」や分離主義派の「ディメンス」に何度も妨害されてしまい...的な感じです。詳しくは公式トレイラーやまとめ記事を見てください。

「で, 結局デスストってどんなゲームなん?」

 これは僕にとっても難しい質問なので小島監督の言葉を引用すると, 

「DSはステルス・ゲームとは違います。主観で進む事も出来ますが、FPSシューターでもありません。全く新しい繋がり(ストランド)の概念を取り入れた、これまでにないジャンルのアクション・ゲーム、ストランド・ゲーム(ソーシャル・ストランド・システム)と呼んでます。」

とのことです。

デスストはオープンワールドのアクションゲームではあるものの, 至る所に現代社会のソーシャルメディア的なオンライン要素が散りばめられているので世界中のプレイヤーと繋がることができるんですね。

例えば下のような感じでほかのプレイヤーが設置した施設や便利な道具が自分の世界にも反映されるんです。

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それぞれの施設や道具に対して「いいね!」を送ることができるので, ほかのプレイヤーから「いいね!」をもらうとめっちゃうれしみが増します。もしかしたら有名なゲーム実況者の建てたものにも巡り合えるかも!

フラグを立ててお互いを励まし合ったりすることもしばしば。

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あとは他のプレイヤーが通ったところが獣道となって自分のマップに反映されたりもします。

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あるプレイヤーが起こしたアクションが次々と他のプレイヤーの世界とか感情や行動に影響を及ぼしていくってめっちゃ面白いですよね!

実際僕がプレイしていく中で何度もほかのプレイヤーの方に助けられました...なんかこの世界のプレイヤーは自分しかいないのに実は自分だけではないような。そんな不思議な感覚になります。

このゲームを進めていくと「自分」というものは常にだれかに支えられて成り立つもので, やっぱり人との繋がりって大切なんだなとすごく感じました。みなさんに感謝感謝ですね。

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他にもデスストのすごいとこは沢山あります!

・(もちろん?)グラフィックやべぇ

先ほどの写真や動画からもわかると思いますがとにかくきれい!かくかくしない!完璧!

おかげで何度もスクショ撮ってしまいました。 (これムービーではないですよ↓)

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一応ゲームエンジンを調べてみるとDECIMA(デシマ)というオランダで生まれたものを使っているとのこと。『Horizon Zero Dawn』とか『Until Dawn』とかに使われてるらしい。いやーCGすげぇなぁというお気持ち。

・出演者とアーティストが豪華すぎる

デスストでは実際の俳優さんがキャラクターのモデルとして使われているんですよね。しかもそのメンツがすごい。

主な出演者

・マッツ・ミケルセン(クリフ役) ←かっけぇおっちゃん

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・ノーマン・リーダス(サム役) ←ウォーキングデッドの人

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・ギレルモ・デル・トロ(デッドマン役) ←シェイプオブウォーターの監督さん

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オールキャスト↓

みたいな感じなのですがまじですごい...これは映画好きにはたまらない!

しかもデスストはこれまでのゲームのように「3Dモデル作成 → 動きは別の人が演じる」という形ではなくキャラの動きも実際にモデルの俳優さんがやられているので生のマッツ, 生のノーマンを感じれるというわけです。さらにプレイヤーは主人公役のサム(ノーマン)を自分の思うように動かせるので, これまたノーマンファンにとってはたまらんのではないでしょうか(笑)。

実際のメイキング映像↓

物語はある一つの結末に向かって進行するものの, そこに至るまでの経緯は自分自身で操作することによって作り上げていく, そしてそれは他者のものとは全く同じにはならない。そのように考えると, デスストは映画にインタラクティブ性を与えたものといっても間違いではないかもしれませんね。

そしてまたゲームプレイ中に挿入される曲のアーティストさんはというと...

・Low Roar 

(この方, 僕は存じ上げなかったのですがめたんこ好きになりました...)

・Major Lazer, Khalid, Alan Walker, CHVRCHES, The Neighbourhood, Bring Me The Horizon...

・星野源

ん。すごい。

また曲の挿入のタイミングに関してはかなりこだわったそうで, 小島監督自身が手作業で丁寧に打ち込んだそうです。特に最初にLow RoarさんのDon't be so seriousが流れたときは感動で泣きそうになりました。

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小島監督はそもそもこのゲーム自体が「繋がり」から出来たものだとおっしゃっていました。約4年前に会社を退社し, 何もないところからのスタート。小島監督は世界中に飛び回りスタッフやキャスト, アーティストを集めやっとのことでこのゲームが完成したとのこと。人との繋がりって本当に大切なものなんですね。僕自身今振り返ってみるとこのゲームは何から何まで『繋がり』を意識させるようなものだったなぁと思います 。これまでの孤独感や閉鎖感のあったアクションゲームとは異なる全く新しい体験を与えてくれた, そんなゲームでした。

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今回の記事どうだったでしょうか?こういう記事とかまとめるのものすごく苦手なんで読みにくかったところなどあれば申し訳ないです。僕は3日間部屋こもりっぱなしでストーリークリアまで行きましたが, ボリュームは結構あると思うので少しでも興味があるかたは是非買ってみてください!

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あ, あと昨日行われたThe Game Awards 2019にてDeath Strandingが3部門で受賞したそうです。素晴らしい👏これからのコジプロの作品に期待ですね!


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