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ツクル概念はきっと同じ。|はじめての陶芸体験

こんにちわ。ザッキーです。
日曜日に親友のもっちゃんと陶芸体験に行ってきました。
もっちゃんは、友達の中でも色んな所に出かけて、一緒に色んな事を考えて共有できる人です。
過去にも記事を書いているので良ければ読んでみてください。
もっちゃんとの記事はこちら。
大人になってからの道徳
ざっきーのぶらり旅②:沖縄編


初めての陶芸体験

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小江戸川越の落ち着いた雰囲気の中、広々とした工房で子供の頃の粘土あそびのように自由に・楽しく陶芸を楽しんでみませんか?

というキャッチフレーズに惹かれ、川越の土工房陶芸教室に行ってきました。工房は川越の観光スッポト蔵の町並みより徒歩約15分。古き良き川越の雰囲気を残す旧市内にあります。そして、工房の母屋は築150年の江戸時代後期の建物。蔵も隣接していて小江戸川越を体感出来る貴重な空間です。

土工房陶芸教室

そもそも陶芸とは?
陶芸(とうげい)とは、粘土を成形して高温で焼成することにより陶磁器などを作る技術のこと。陶磁器以外にも種類はある。焼きものとも呼ばれる。生業として陶芸を行う者を陶工もしくは陶芸家と呼ぶ。
参照:Wikipedia

もともと興味はあった陶芸。
ただ、行く時間がなくいけていなかった。
コロナで外出をしなくなってから、自分の趣味ができるのは映画くらいだ。
その映画を見ている時に、たまたまでてきた陶芸に興味を惹かれて、もっちゃんを誘ってみたら、彼女も興味があったようで2人でいくことになった。
初めての陶芸に緊張するも、すぐにのめり込んだ。
1つの粘土を自分の好きな大きさの陶器にしていく。
大体、作れるのは3つくらい。
一回失敗してしまうと、その粘土は使えなくなってしまうので、先生の補助を借りながら作品をしあげていく。
先生の手助けがありすぎてしまうと、それはもう私の作品ではなくなってしまうので、汚くなっても、なるべく自分の手で作るようにした。
集中して目の前の土を見ていると、なんだか自分自身のような感じがした。


陶芸は人間関係と似ている

私は最近、人間関係についてよく考える。
特に、職場で嫌いな上司がいるとか、家族関係が上手くいっていないというわけではない。
ただ、考えている。
ぼーっとした時に、「何でもないこと」を考える時がある。
シーンとした作陶室に響く、電気ろくろを回す音を聞きながら、粘土を回していると人間関係は自分の力量や思いや、続ける意思が大切なのではないかと思う。

作る形を決める。
(どういう関係になりたいか)
両手を使って形を整える。
(仲良くなるまで手を抜かない)
失敗して形が崩れる。
(時には喧嘩して仲が悪くなる)
もう一度最初から自分の力や先生の助言を聞いて作り直す。
(周りに相談しながらも、その人との関係を切らないための努力をする)
不格好なお皿が完成。
(完璧で綺麗ではないけど、自分たちらしい関係になっていく)

最近、友達に金銭面や結婚関係で喧嘩しているという話を聞く。
もう連絡を取りたくない。縁を切りたい。

それは間違いなくそうだろう。
ただ、私としては人口何十万以上の人がいる中で、出会えた関係は大事にしたいと思っている。
大人になれば、喧嘩することも少なくなれば、一回もめると縁が切れることはざらではない。
社会人になれば、人間関係など仲良くない人が8割なのではないか。
正直、仲良くない人はどうでもいい。
あくまでも、自分の好きな人の話。

一度好きになった人を簡単に諦めないで修復はできないのかとも思う。
友達に話すと大体は中途半端、私ならしない。そういう人がほとんどだ。
場合によっては確かにそうするべきだとも思う。

ただ、修復できない関係でも、努力して改善されるのであればそうしていきたい。
諦めてしまうのは簡単だけど、好きになった人は全力でしつこく追い回したい。
それが癖になるほどに。
住んでいる場所が遠くなるから疎遠になるなら、LINEやSNSでたまに声をかけるとか。
大事な人は10年後再開しても、あの時は楽しかったなと言える関係でありたいと思う。
と土を触りながら思った。

ちなみにこの時の私の頭の中では、The BeatlesのLet It Beが流れていた。
(かなり自分の世界に入っている時に流れる歌)

作品は3つ作れ、その中から一つだけ選んで素焼きできる。
わたしは一番不格好なお茶碗に愛着を持ち、焼いてもらうことにした。

人も、作られた関係よりも、自分自身で諦めないで作り上げるもののほうが愛着はわく。
今現在、好きだった人が疎遠になっている人はご飯でも誘ってみてはいかがだろうか。
最初は行くことが気まずくて、気が重いかもしれないが、その労力を背負った分だけの価値がもしかしたらあるかもしれない。

PS
集合時間を間違えて1時間も時間が空いたので、氷川神社まで参拝してきた。夜は年末年始でしか行ったことがなく、また激混みしているのでよくわからなかったが、ライトアップされていてとても綺麗だった。

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川越に行く機会があれば是非、お立ち寄りを。


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