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Patek Philippe | パテック フィリップの展示会が東京で開催 - 素人でも楽しめるオススメポイントを4つご紹介

みなさん、こんにちは。ザッキーです!

今回わたしが紹介させていただくイベントは・・・
パテック フィリップ《ウォッチアート・グランド・エキシビション 東京2023》です。
弊社はこのイベントでVIPを招待したパーティーのオープニングアクトを担当。ビジュアルポイと呼ばれる空間に画像や文字の軌跡を浮かび上がらせることができる、プログラム可能なLEDポイをYU-TAさん率いるチームと行い大好評をいただきました。

パテック フィリップってなに?

時計マニアや普段から高級時計を身に着けいていない者からするとあまり馴染みのない言葉ですよね。
パテック フィリップとは、”スイスの高級時計メーカー"です。
1839年に2人のポーランド人アントニ・パテック(左)とフランチシェック・チャペック(右)によって創業されました。

参照|https://estime.co.jp/column/patek-philippe/

二人の創業者が掲げた≪世界最高の時計をつくる≫という理念を堅持しながら、時計メーカーとして世界で最高クラスの実績とスキルで、世界三大高級時計メーカーといわるまでに発展しました。


どんなイベント?

現在、2023年6月10日~6月25日の間、新宿住友ビル 三角広場で開催中の「パテック フィリップ・ウォッチアート・グランド・エキシビション 東京 2023」。

参照|https://kyodonewsprwire.jp/release/202306196416

毎年、各国で行われるグランド・エキシビションの開催地として、第6回は東京で開催。会場は、2,500平方メートル以上の展示面積を誇り、世界最高峰といわれる老舗高級時計マニュファクチュール、パテック フィリップが、拠点であるスイス・ジュネーブを壮大なエキシビションと造作と外観で、その世界観を作り上げ、約500点の腕時計とオブジェを閲覧できる展覧会です。


わたしが思うおすすめポイント4つはここだ!

わたしは正直、今回このイベントに携わるまでパテック フィリップという名前を知りませんでした。元々、そんなブランドが詳しいわけでも興味があるわけでもなく、ましてや高級なものへの親しみが全くない。つけている時計はApple Watchなので、時計の仕組みを意識したこともありませんでした。

そんな時計に興味がない私でも面白かったなと思ったパテック フィリップのイベントの見どころポイントを紹介します!

①    次に見れるのは何年後?期間限定開催!

冒頭でもお話しましたが、まずエキシビションや外観が作り込まれており、ものすごく目を引き、外観を見ただけでまるでジュネーブにいる気分になります。そんな外観をみれば、自然と中が気になります。

しかも毎年、違う国で開催しているので、次に展示を見たいと思ったら何年後先まで待たないといけません。
また、ジュネーブに2001年11月にオープンさせた世界最高峰の時計ミュージアム「パテック フィリップ・ミュージアム」や各国の店舗ですら、こんな間近で数多くの時計を見ることはできないそうです。
自分で高級時計を身に着けることがなくても、どういった時計が高級時計と言われるのか、その価値を知るには十分な体験になると思います。

また、一部を除いて撮影OKなので、高級時計を間近で写真を撮る場所は殆どないので、カメラが好きな人は良いモデルがたくさんあるので楽しいと思います!

 

②    2023年新作から歴史的アートまで各テーマごとに展示

受付でもらったマップには、展示番号が0〜16番に振り分けられており、500年を超える時計作りの歴史からクラフトマンの技術を間近で見られるルーム、特別に創作された限定制作の時計や日本の芸術・文化遺産からインスピレーションを得た希少なコレクションや時計の構造をエキシビションでわかりやすく見られるルームなど、様々な角度から時計の面白さ、奥深さが勉強になり、一つ一つの巧妙な作りに息を飲むほど美しい装飾は感動します。

いろんな素敵な時計がある中で特に、わたしが驚いた時計は展示12にある《キャリバー89》
パテックフィリップ・ミュージアムでも特別扱いの展示となるほど貴重な時計。

展示12|キャリバー89

パテック フィリップ創業150周年を記念して、33の複雑な機構を持った懐中時計は、25年以上の間、世界で最も複雑な携帯用時計だそうで、実際に間近で見ると「どこにそんな機構が搭載されてるの??」と目を疑うほど細かく作られていて、見れば見るほど技師さんたちに拍手を送りたくなります。
写真の左側に構造が記載されているのですが、「こんな機能あるんだ!」というのを是非ご自身で確かめてみてください!

このルームには複雑な時計が他にも2つ展示されていたので、要チェック!
また自分が時計の中に入ったのかと思うような、没入体験ができる映像コーナーも奥にあるのでこちらも体験してみてください。


そしてルームとして面白さを感じた《歴史あるオーナー・ルーム》。

展示7.1|歴史あるオーナー・ルーム

大英帝国のビクトリア女王が愛用したポケットウォッチを筆頭に、教皇や国王、その他の名のある方たちが使用していたモデルも展示されており、一気に高級感が増すルームが《歴史あるオーナー・ルーム》
元々、世界史が好きな私からするとテンションがあがる場所でした。
パテック フィリップの歴史の長さやセレブたちに愛されるクオリティの高い時計だということが納得するルームになっていましたし、色んなアクセサリーや小物が溢れている中で、なぜ時計が高いのか、わかるような気がします。

日本の芸術・文化遺産からインスピレーションを得た希少なコレクション
やはり、日本で開催しているということもあり、展示9番の日本コレクションもぜひ見てみてほしいルームでもあります。

時計だけでなく、展示をするための周りの装飾が和で造作されていたり、空間をとても意識して作られているのがよくわかり、より時計の良さを引き立たせているように感じます。



③    職人による実演&時計技師の解説

展示番号10番。入口から一番近くの展示には、職人による実演をしており、もの凄くテンションがあがります。

展示10番|クラフトマンルーム

実際に作るところを見る機会は多くないですし、世代から世代へと受け継がれてきた、精密さを極める超絶技巧には目が離せません。精密にパーツを削って、組み合わせていくので見ているこっちのほうが気が狂いそうです。
現代がこんなにも文明が発展している中、パッテクの職人が如何に貴重な人であるかがわかります。
《機械にはだせない味や物語がある》そう語りかけてくるようでした。

また写真撮影禁止エリアですが、展示14番では、時計技師たちが時計の内部構造などを実践を交えてご案内してくれます。
展示10番と展示12番を見たあとで、行くと更に時計の構造について理解が深くなるでしょう。

④    写真映えするスポットも

若者に特に必見!!写真や記念を残したい人にも!!
中に入らなくてもクオリティの高い外観なので、撮影するだけでも十分ジュネーブの気分に浸れますし、写真映えすること間違いなし!

外観正面

スタッフやセキュリティの方が数多くいるので、お願いすれば写真を撮ってもらえますし、高級時計の展示で写真がとれることも、あまりないのでいい記念になるでしょう。


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以上、わたしのおすすめポイントでした!
時計素人のわたしでも十分楽しめる展示会はまるで時計のテーマパークのようだったなと感じます。


会場について

さて最後に会場についてご紹介したいと思います。
最寄り駅は「都庁前駅」で、新宿から会場までは徒歩15分くらいです。
新宿駅でものすごい量のポスターに「事前予約制」と記載がありますが、必須というわけでもありません。

新宿駅

もちろん事前予約して入る方がスムーズですが、当日フラッと行きたい方も混雑していなければ、受付でQRコードをもらえるのでそのまま入場することもできます。

受付で配布してくれます

大きな荷物やリュックサックを持っている方は、手荷物検査があります。
人の手でバックの中を確認され、ペットボトルがある場合はリュックの中にいれていただくようお願いされますので、しっかり荷物の中へ。

展示を見終わったあとはマップの16番へ行ってみてください!
ここではブックストアやグッズ販売があり、良い思い出として残せます。

マップ16番

個人的に好きだなと思ったのは、ブックストアに併設されていた「創業者二人の物語」を読み聞かせしてくれる展示物です。
立体的に作られた小物と映像で、まるで3Dの映画をみているような体験ができます。※映画館ほどの大きなエリアではありませんが…

「アントワーヌ・ノルベール・ド・パテックとジャン・アドリアン・フィリップ期待逢い」

大きな荷物を持っている方は手荷物検査があったりとセキュリティ抜群な今回のイベント。
商品として見るというより、時計の巧妙な技と格式ある伝統の展示として楽しめる展示となっています。

わたしは2回足を運びました。1回目はわりとサクサクみただけでしたが、2回目はしっかり音声ガイドを装着して回りました。
やはり音声ガイドがあるかないかで楽しみかたが180度変わります。
ただ見るより、解説付きで理解しながら見るほうが断然面白くなると思うのでおすすめします!

今週の土日までなので、ぜひ行ってみてください\(^o^)/

ではでは。

〈詳細〉
期間:2023年6月10日~6月25日
料金:入場無料 - 予約不要
時間:午前10時~午後8時(最終入場時刻は終了1時間前)
※25日(日)のみ午前10時~午後5時(最終入場時刻は午後4時)
場所:東京新宿・三角広場

2023 PATEK PHILIPPE SA



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