介護職は底辺
介護職は底辺の仕事とはよく言ったものだ。
私は18歳高卒で特別養護老人ホームに就職した。特別養護老人ホームを11年、居宅ケアマネを20年、そのうちの13年は管理者だった。
順調な人生だと思っていた。出世の階段も登っていると思っていた。
が、ある時気づいた。
施設長は皆、転職組の介護とは関係のない人ばかり。管理者とは名ばかりでいつまで経っても私は組織図に名前が載らない。介護職から抜擢された男性事務職がわたしの上司になっていく。
何年続けても、介護職は結局…底辺なのだ。
そして私は転職した。
介護職の先に施設長がある職場へ。
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