個人的に良いと思っているTOEICの勉強方法3つ

800点後半に至るまでと、基本的にあまり勉強方法は変わっていませんが、現在自分が大事だと思っている勉強方法は以下の3つです。


1、公式問題集の同じ記事の音読

以前は毎日違う文章を音読していたのですが、心が折れてしまうことがあり、なんとか続けられる方法を考えた結果、1週間単位で同じ文章を音読すると、比較的きつくなく、続けられることに気づきました。

公式問題集のリーディング問題の記事を1つ、音声を流しながら音声を真似て、毎日25回〜50回程度音読しています。

JavaScriptで簡単なプログラムを組んで、音声を遅い速度から少しずつ加速する形で再生しています。ゆっくりからの方が音声についていきやすいし、真似もしやすいです。最終的に普通の速度で読めるようになります。これを同じ記事で1週間続けます。

シャドーイングが足りていないと思っていて、今後は音読とシャドーイングの両方を行っていく予定です。

音読を始めたきっかけは「只管朗読」のことを知って刺激を受けたことでしたが、一般的に、音読やシャドーイングはリスニング強化とリーディングスピードを上げることに役立つと言われているようですし、自分の経験としても、音声を真似しながら音読することは意味があると思っているので(なんとなく英語の感覚を捉えることができ始めるような気がする)、今後も続けると思います。

2、頻繁に模試を解く

割引キャンペーンの時にabceedの有料プランを契約したのですが、個人的には契約してとっても良かったなと思っています。

模試を解くことは下記の面で自分にとっては大事です。

・時間を計りながら解くことで、時間の感覚を身につけ、解くペースを掴むことができる
・メンタルトレーニングができる
・本番のテストと同じ時間、模試に臨むことで集中力と持久力を身につけることができる
・精読と多読ができる

abceedの模試を解く前は、手持ちの問題集を繰り返し解いていました。ただ、同じ問題をずっと解いていると飽きてきてしまうので、サボるようになってしまったんですよね。

リーディングは、「一回でバシッと読む」ことができるようになることが目標なので、手持ちの紙の問題集を解くときは、きちんと読めないところは問題を解きながら付箋を貼っておき、問題を解き終わってから、英文をノートに書いてスラッシュを入れて精読するようにしていました(精読と言っても返り読みはせずに前から訳す)。これは自分にとって、とても良い練習になったと思っています。

abceedの模試ではたくさんの問題が出るので、飽きません。逆に、繰り返して何度も同じ問題を解くわけではないので、復習が少し疎かになっているところはあるかと思います。ですが、全く解かないよりはずっと良いはずですし、完璧主義になると先に進めなくなるので、とにかく続けることが大事だと思って解いています。また、高いスコアをとることよりも「一回でバシッと読む」練習になっているかを意識することが、とても大事だと思います。

TOEICは問題数が多く時間との勝負になるので、一回読んでしっかりと意味を掴めるように、流し読みにならないようにすることが大事です。単語が分からないときは文脈で想像しながら読むしかないのですが、できるだけ時間をかけずに精読する、とにかくしっかりと読むことを心がけています。集中力が切れると一回で意味がとれないことも多いので、最後まで気が抜けないし、日々の練習が必要になると思っています。

リスニングも、私の場合は少しでも気を抜くと聴き逃してしまうことも多いんですよね。ですから、そういった面でもabceedで良い練習ができていると思います。

リスニング、リーディング、両方に言えることですが、焦ったりすると、ミスが出たり、普段できることもできなくなってしまうことも多いので、常に平常心で問題に集中できることもとても大事です。そういった練習も、模試を解くことでできると思っています。

実際のテストは紙なので、マークシートでのミス等が出ないように慣れておくためにも、テストの2、3週間前くらいから、紙の問題集に戻すと思います。紙の問題集の方が目や脳には優しくて、多分睡眠などにもこちらの方が良いだろうとも思っています。

また、紙の問題集の模試はリーディングとリスニング、1日置きに交互に解く予定で、多分、テスト前の数日間は模試を全部解かずに軽めに勉強して脳を休めて、テスト当日にベストコンディションで臨めるようにしたいと思っています(個人差があると思いますが、自分はそのようにする方が良いように思っているので)。

3、Part5の問題をしっかり読む

まだ上級者のレベルに至っていないこともあるかと思いますが、個人的にはとにかくしっかりと読む練習を積むことが大事だと思っています。

Part5の問題集は2冊持っていて、この2冊は今後も繰り返し解いていくことになると思うのですが、現在はお風呂の時間にabceedを使ってPart5の問題を解くことが多いです。

最初にできるだけ速く問題を解いて、その後答え合わせをして今度はもう一度しっかり読んで最後まできちんと訳してから解説を読みます。読めているつもりでも意外と訳せていないことも多いので、きちんと訳します。

クイズ感覚で解けて楽しいのと、一文をしっかり読む練習も積めるので、今のところ気に入っている練習方法です。

注意点

蛇足ですが、夜にスマートフォンやパソコンを長時間利用すると、自律神経が乱れて、睡眠に差し障りが出てしまうのではないかと思います。特に夜に模試を解くと、少し興奮状態になってしまうのではないかと思います。ですので、眠れなくならないように、体調と相談しながら、模試を解く時間帯を調整したり、適宜、紙の問題集に切り替えたり勉強内容を変えたり、疲れた日はお風呂での勉強は控えめにしてゆっくり湯船につかるなど、調整する必要があるように思います。個人的には、TOEICの勉強は大事ですが、睡眠を一番に考える方が良いと思っており、質の良い睡眠を優先するようにしたいと思っています。

また、上記に書いた3つの方法で、800点後半に至るまでと異なる点は、今は以前より多くの問題に触れている、ということかと思います。それ以前に、問題集を絞って、繰り返し解いたので、パターンを掴めたり、ある程度読めるようになったと思っています。

5/26追記:挫折しました