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新卒が医療業界に入ってみた

こんにちは、ささみです。

前回はとある難病患者さまとの日々を4コマにしてみました。
昼休みとかにコツコツ描いてましたが、めちゃめちゃに大変だったので、また気が向いたら描いてみようと思います笑

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さて、今回は

入社から約半年経ったということで...
新卒でMA(メディカルアソシエイト)になって、の話をつらつら書いていこうと思います。

この半年、医療知識ゼロ、社会人経験ゼロからこの業界に飛び込んで自分なりにも必死にしがみついてきました。

ごくごく普通の大学生から一変、ドクター、看護師など現場の方とコミュニケーションをとるための医療知識の勉強、1日10数件訪問回るための運転技術、もちろん社会人としての立ち回りも、「分からない、対等に話せない」
気持ちを常に持ちながら、少しずつMAとして進んできました。

新卒半年で嬉しかったこと

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そんな中でも、担当ドクターに「一緒に仕事しやすいよね」って言われた時や、患者さんに先生だけでなく、私の名前も覚えてもらえたり、MA個人として認めてもらえる機会が増えてきて率直に嬉しかったです。

あとは、日々乗り回すからか運転技術が格段につきました。(今後旅行で重宝されそうな笑)

新卒半年で凹んだこと

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でも、ポロポロとこぼしてしまうミスや分からないことも多くて。
(車擦っちゃったり)
(当たり前のホウレンソウが出来なかったり)
(私のミスでドクターと険悪なムードになったり)

こういう1つ1つのミスは
「人の命に関わってる」
からこそ、ピリピリ意識するもので。

それに伴って
「死」
がついてくるということ。

命は限りあるものと分かっていても、ついこの間まで触れられた患者さまが亡くなった時は寂しさや消失感を感じます。

そして、何より悔しいと感じるのは専門職じゃないからできないことがあること。
処置はもちろん、ドクターや看護師という資格がないから中々意見を伝えにくいのも事実。知識もまだまだ圧倒的に足りない。不甲斐なさを感じつつも、MAとして患者さまへ何が出来るか、日々考えています。

...なんて少しマイナスな気持ちも出してしまいましたが、

この半年を振り返って思うのは、
・ドクターと一緒に仕事ができること
・人の命に真剣に向き合うことができること
・人生について考えることができること

本当に貴重な経験をさせてもらえているんだな、と。

一時期はMAより専門職の方がこの世界には必要とされてるんじゃないか、と自分の仕事に悩んだことがありましたが、私はMAという仕事はドクターがより良い医療を提供できるように、医療行為に集中できるようにサポートする職種であり、「患者さまが望む医療を届ける」ことへの熱意は専門職と比べても変わらないと自負しています。

・現場を繋ぐパイプであり続ける
・医療の専門職ではない
・患者さまがどうありたいか考える

専門職ではないMAとして、医療業界で何ができるか?という視点は常に持ち続けていきたいな、と思います。

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世の中の新卒の人たちはこの半年どんな日々を過ごしてきたんだろう、ちょっと気になりますね!


では、また!

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ささみ.

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