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「比較」を使って成長する方法

ども。なかむぅです。


今回は「比較」について書いていきます。

比較とは

人は比較をする事でしか自分の価値を測ることができない生き物です。

自分の何かを他の何かと比べて優れている。劣っている。などを判断しています。判断基準が比較しかありません。

比較で自分が劣っていると感じれば挫折してしまう人も居るし、自分が優れていると感じればそこで成長をやめてしまう人もいます。

その比較を自分に良い形で作用する方法をお教えします。



他者との比較

人間は無意識で他者と自分を比較します。

それは自分の方が優れていても劣っていても関係ありません。


かの有名なアドラー心理学では、他者との比較を非常に問題視しています。

負の感情を抱くことが多いからです。

嫉妬や負けん気などもありますが、それでもうまくそれを糧に成長できるタイプの人間は少なく、自分には無理だから。あの人は特別だから。と、自己成長を止めてしまう人がほとんどです。

なのでアドラー心理学ではこの他者との比較はリスク多いししないようにしましょうね。と言っています。


自分との比較

先ほどご紹介したアドラー心理学には他者との問題を防ぐために過去の自分との比較を推奨しています。

ですが、自分との比較は他者との問題を防ぐ以上に自分の成長率に期待ができます。

さらに成長を高める視点で言えば、比較するのは過去の自分ではなく

【理想の自分】です。


理想の自分と今の自分を比べた時にどれだけ「何が足りないか」を他者との比較よりも明確にわかるようになるので成長の度合いが違います。

もちろん、自分を理想に持っていく訳なので「あいつは自分とは違う」などの考えが通じなくなります。さらには考えなくなるでしょう。

他者と比較した際には「良いなぁ」と思って終わり。ってことが多くても理想の自分が比較相手なら「あの自分になりたい」って行動につながる率が伸びますよね。

そうやって自分と比較することで「自分に何が足りないか明確になる」「成長しようと行動する率が上がる」この二つの効果が期待できますね。



理想の自分と比較するために

理想の自分と比較すれば良いのはわかった。けど何したら良い?ってなっていると思います。理想の自分の前に。


あなたは自分で立てた、今年の抱負。覚えていますか?


この抱負は自分が去年の自分より成長するために自分で立てた、言わば少し成長している「理想の自分」ですよね?

覚えていない方がほとんどかもしれないですが、安心してください。

人は自分の目標であろうが基本的に忘れます。


他者との比較を頻繁にしてしまうのは「目の前にいるから」なんです。

これは自分のイメージしている理想の自分が普段見えなく、比べようにも比べられないほど【薄い】から比較対象として難しくなります。


では私たちはどうすれば良いのか?


理想の自分を細部まで作り込み、忘れない努力をする。です。

まずは理想の自分を事細かに設定します。

今より痩せてて、仕事のスタイルはこうで、こんな感じの家に住んでて、スーパーで値段気にして買い物してなくて…etc

そんな感じで明確に理想の自分が想像できるまで作り込んで、それを全部紙に書き出すなり、携帯の待ち受けにするなりして「頻繁に見る」を繰り返してください。

そうすると理想の自分を見掛ける回数が日常で増えます。

そして比較しようとした際に比較対象として理想の自分を使えるようになります。


比較することを人間はやめられませんが、比較対象を変えるだけで自分がより豊かになる方法がわかるかもしれません。

ぜひ実践してみてください。


最後に


アウトプットをすることで記憶の定着率は格段に上がります。

この記事の感想や、学びを可能な限り具体的に、細かく、twitterでもいいし、noteでもいいし、口頭で友達にでもいいのでアウトプットをしてください。

アウトプットをすることで学んだことが自分の中で整理でき、使うことのできない「知っている」から「できる」への近道となります。

アウトプット形が僕に見える形だととても励みになります。

それではまた次の記事で会いましょう。


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