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生きていくために、矛盾と戦う



熱しにくいのにすぐ沸騰する、割に冷めるの早い



自分のここまでの人生を経て、沸騰するのは1-2年、冷め切るまで3-4年ということに気付いてしまいました。



小学校6年はほとんど記憶が無いので置いておいて、中学高校は上手いこと3年で終わる。
わたしより先に、モチベーションを保つには3年がベストかも!と気付いた人が大昔にいたんだと、頭良いな〜なんて思ったり。

わたしの、大学4年目は本当にギリギリ耐え抜いた。大学は行かなくても良いのにわざわざ選んで行っている訳だから、4年でも仕方ないと何度も言い聞かせたものです。
(義務教育は中学までだよという正論は一旦無視して世間体的にの話で。)


さて、現在看護師3年目。
もう、辞めなければならない。



もちろん1.2年目の時よりは怒られることはないし、ある程度分からないことも怖がらずに先輩に聞けるようになったし、ミスしても笑ってかわせるようになっている。新人指導と、ちょっと難しい受け持ちを押し付けられる使いやすい学年として扱われる、この間に挟まれている感じは嫌だけど。3年目以降から働きやすくなるから頑張れと2年前によく言われたものだった。



でも、辞めなければならない。

冷め切ったあとのわたしは、“生きる意味”を考え始めてしまうと知っているから。(n回目)


ここまでの数本のnoteで、生きる意味って何回言っているんでしょうか。生きる意味に囚われて生きるのは怖いですね。考えるな、感じろ。


わたしは、都会がとっても嫌いです。

人が多くて、電車が休まずにとめどなく来て、建物が多すぎて空が狭くて、とっても息が詰まる。普通に、イライラするし、呼吸が促迫する。

そんな話をして、「じゃあ何で附属病院じゃなくてわざわざこんな東京の繁華街に就職してんねんwww」と何度突っ込まれたことか。

実際、そんなバカにしたトーンで言ってないよ、と弁明されるかもしれないが、わたしにはそう聞こえてしまっているのでこう表記させていただきます。


わたしだって、できることなら田舎でゆったり何も気にせずに生きていきたいんですよね。
でも、3-4年スパンでは自分に刺激を与えてあげないと、健康に生きていけないじゃないですか??

責任転嫁にも程がある。けど、そうやって矛盾と戦って生きてきている。

環境、状況を変えて、一から全てをやり直して、辛くない訳ないんだから。でも、何も変わらない毎日を何年も続ける方が、わたしにとっては辛いんだと、気付いてしまった。

変わり映えのない平穏な毎日が続くことが幸せだと感じられる人がいると知った時、それはそれは雷に打たれたような気がした。

来世は、そういう人の人生も歩んでみたいな!と思う程度だけれど。


刺激というものは、ストレスとも言える。

自ら己にストレスを与えて、辛い辛いと喚いて、ストレスの渦から抜け出そうとしていると、3年が経つ。
なるべくストレス無く生きていきたいのに。矛盾だ。

こんな自作自演の3.4年を何度も何度も繰り返すことが、わたしの人生の構造です。

今後の人生の編集点がどうなるか、楽しみだなぁ。

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