彼岸まで /20230920

暑すぎる。

ファッション誌のLINEアカウントが「猛暑の9月は夏物? 秋物?」と送ってくる。
夏物一択ですよ。
週末、ちょっとそこまで出かけるのに例のブラウスを着ようとして、暑すぎてやめた。
もう9月も下旬だと言うのにいまだに袖のある服が着られない。どうかと思う。
ちなみに話題にするにあたり↑の記事は流し読みをした。秋の素材で夏のデザインだったら暴れ回ろうと思ったけれど「小物を変える」「色を変える」だったのでまあまあ納得する。それなら耐えられそう。やらんけど。
なんでやらないって小物(?)も色もバリエーションないものね。いけるところまで夏服で粘って少しずつ上を着るのよ。季節感なんてものはわたしには無いのよ。涙が出そう。

しかしなぜファッション誌のLINEアカウントをフォロー(フォロー?)しているのだったかしら? なんしかスタンプが欲しかったとかかしら?

いまの職場に勤め始めたばかりのとき、ノースリーブはNGと指摘されたことがあった。それから夏はずっと肩からほんのわずか生地が出るような服を着ている。袖と言えるかはわからないけれどノースリーブではないギリギリのところ。暑いからね。
ちなみにパンプスインのくつしたをはいていたらそれもダメ出しされた。「膝下ストッキングって知ってます?」って、キシャー!

最近はウォーキングとセットでスニーカーが推奨されていることもあり、くつしたでも何も言われなくなったように思う。
というか基本的に誰も何も言わないし言われないよ、ありゃいったいなんだったんだ。

「あのときのことは何度でも新鮮に思い出すなあ」としみじみ思い返しながら食堂に行き、目が点になった。
リゾートワンピースの人がいる。
さすがのわたしも眉を顰めそうになった。異常事態である。通常であればおよそ人の服装にケチをつけたりはしない(と思うたぶん自信なし)。自分がノースリーブNGだったことを根にもっているのだろうか。

なるほどこういうことかと少しだけ思った。
そして思わず人に話し(←めずらしい)「辞表を叩きつけたあとかもしれないよ」と言われた。
なるほど!
なるほどねえ、と、
思ってない。それはないと思う。

なんの話をしている。

うまく書ける気がしないのだけれど、夏のあいだ激しく老化を感じた。カラーリングした髪は傷んですぐ色があせる、お風呂に入っても自分に清潔感が感じられないし、全体に干からびてパサパサしている(気がする)。入浴やスキンケアによってプラスマイナスゼロにならないと言えばよいのか。
こんなことあったかなと思う。急に分水嶺を越えたのかしら、とか。
しかし突然わかった。夏のせいだ。暑さとおそらくは紫外線のせい。
もちろん歳は取っている、が、夏が過酷過ぎた。

なんの話だ。

暑いことは暑いけれど、少しずつ秋は近づいていると思う。目に見えないくらいわずかに、ささやかに感じられるような気がする。

やれやれだ。
やれやれだよ。

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