余裕がないときこそ
この間、ふと思い立って机の上を片づけました。
いったん何かをリセットをしたくて、とりあえず机の上を整理してみました。するとなんとびっくり。心が軽くなった。なんて単純なんだろうか(笑)
7月は環境が大きく変わったり、とにかく目の前のことに必死だったりで、自分のペースがつかめなくて心ここにあらずみたいな日々だった気がする。
noteにも、書いて残したいことがたくさんあるのに一度も書けず。
それと、7月は嫌な自分がまとわりついた月でした。「人を見下す」ことをしてしまいました。人の良い部分に目を向けられるところが自分の数少ない好きな部分だったので、だんだんと人の悪い部分を自分で見つけて決めつけるそんな自分に嫌気がさした月でもありました。
「見下さない」と意識すればするほど悪い方向に考えてしまって、ますます暗い気持ちになる。なんでこんな思考になってしまっているんだろうととりあえずネットで調べてみると、「焦り」「不安」という文字が並べられていました。それまではまったくもって考えることがなかったけれど、その時の自分の状況や心境に正しく当てはまっていました。
十分なスキルもないまま業務がどんどん先に進んでいく焦りだったり、もっと近くで学びたかった人が突然いなくなったり、夏にはもう次のステージを決めようと思っていたのにうまく進んでいない現状に対して不安が募っていたり。
でもこれらはすべて環境のせいにしているだけで、根本にある焦りは完全に自分の意志の弱さ。やらなければ、動かなければいけないのに時間がまだまだたくさんあるし。とどこかで言い訳をしていました。
そんなとき、焦りと不安と向き合うために2つのことが私を救ってくました。
まず1つ目に
最近の自分の考えを振り返り、文字として残すこと
8月に入って丸々1か月放置していた心や頭の中を整理する時間を設けました。数年前から自分の人生と向き合うために定期的に振り返り、今後どうしていきたいかを考えるようにしています。そしてそれを文字としてノートに残しています。最近学んだこと、今の課題、そして理想の人生を生きるためにはどんな考えを大切にし、どんなことに取り組むかなど。
その時間が取れたことで、何を優先的に取り組んでいけばよいのか、何を大切にここ最近は過ごすべきかを明確にすることができました。
ここで大事だなと思うことは、文字にして目で見て分かるようにすること。
頭の中で考えて完結することはできるけど、ノートやメモに書き起こすことで次の日でも、次の月でも、そして何年という単位で振り返ることができます。振り返るという行動は、自分の中の軸を大切にする上で欠かせないと感じます。
2つ目に
今の心の声(不安や焦り)を表に出すこと
ちょっと前の私だったら人に良い部分しか見せたくなくて、人を見下しているなんて絶対に言うことができませんでした。思いを打ち明けた相手に、実はそんなこと考えていたんだと思われたくなかったし、常に「良い人」とか「心が奇麗な人」という自分でいたかったのかもしれない。
でも、いざ伝えてみたら「そっかそっか、そういう時もあるよね」ってびっくりするぐらい自然に受け止めてくれて。こんなにも数日間ずっとひとつのことに支配されてたものが、一瞬で信じられないぐらいちっぽけに思えました。そして、もっとわくわくしたことを考えられるようになりました。
何事もそうだけど、やっぱり受け入れること・理解することが不可欠だなと感じた瞬間でもありました。
人に直接声に出して言うことができなくても、今感じている不安や焦りを紙にでも植物にでも、知らない人に心の中ででもとりあえず、どんな形であれ表に出すことが一歩目かなと思います。
・最近の振り返りを文字として書き出すこと
・今の心の声(不安や焦り)を表に出すこと
自分の中で不安や焦りなんかがじわじわと襲ってきたら、これからこれらを実行しようと思います。
心に余裕がないときこそ、自分の心の声や頭の中の考えとゆっくり向き合おう。
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