見出し画像

スマメイトの沼、それすなわちヌマメイト

タイトルの通りヌマメイトでスマっている男、さこつです。

今回が初のノートということで現在苦戦しているスマメイトについて自分が陥っている現状について、現状に対して感じていること、沼脱出のために自分なりに考えて行っている行動についてまとめます。
ちなみに自分の適性レートは1400あたりです。お世辞でも高いとは言えないと思います。

レート

こちらがスマメイト14期のレート推移(2020/4/28AM2:00現在)です。

この記事を通して、自分が対戦中やぼんやりと考えるだけではまとめられていない思考を整理できればよいな、また同じような境遇の人がこの記事を見て何か新しい思考の一面を見つけてくれればな、と漠然と考えています。初の記事記事ということもあるので、ノートならではの機能にも触れていけたらうれしいです。

では行こう!

自分のスマブラにおける到達点

まず私さこつがどんなスマブラ人生を歩み、ヌマメイトに至ったかを簡潔にまとめます。
・スマブラforWiiU末期(ベヨネッタによる支配がはじまった時代)あたりから友達とスマブラにハマりひたすらにプレイ
・スマブラSPも発売初日から友達とひたすらにやりこむ。スマ4最終メインがサムスだったためサムスでVIP部屋を目指すもなかなか行けず
・Shutonの配信にドはまりしピクミンアンドオリマーを使い始める
この時友人の一人がKamemeにハマりロックマンを使い始める(以下A君)
使い始めた初日に八時間ぶっ通しで新メインを触ってたのを鮮明に覚えてます

余談ですが、このころあたりからA君以外の周りの友達とスマブラするのがどんどん少なっていった気がします。同じゲーム何年もやる人なんてそうそう多いもんじゃないしね
代わりにスマブラサークルとか入ったり大会に出始めたりとスマブラコミュニティに進出していった気がします

・自分の住んでる地域の大型大会に何度か参加。どうやってもAクラストーナメントに行けない

スマブラの大会は予選を行い、予選の結果に応じてAクラストーナメント(上位)とBクラストーナメント(下位)に分けられます。自分は予選ブロックに八人いたらちょうど5位に毎回なるような選手です。悔しい

・ガチ勢にあこがれてスマメイトに進出。数戦やって偶然勝てただけなのに調子に乗ってしまいスマメイトはしばらく放置。
・2020年6月、何故かガオガエンがVIPに入り、二週間後にピクオリがVIP入りる。ちなみにスマブラSP発売日が2018年12月のようなのでVIPに入るまで一年半かかってます、才能ほしいなぁ…

https://twitter.com/_SirCo2/status/1271821160905240577?s=20
https://twitter.com/_SirCo2/status/1277840846092513280?s=20

・もっとうまくなりたいと思いメイト再開。数を積めば積むほどレートが急降下していくのが面白くて逆に面白くなってきてました。
・ホムラ/ヒカリが参戦。触れば触るほど面白く、また各所から「オフではホムヒカ弱い」という声を耳にしてそんな事はないだろうと反骨精神から使い込む。
・スマメイト13期終盤にホムヒカで固定。めちゃくちゃ負けてレート1200まで落ちました。
・現在14期もホムヒカほぼ固定(一回ピクオリ出した)で1400帯をさまよう。

…さすがに長い時間スマブラをやってるだけあってか意外と長くなりました。
まとめると
・ほぼ新規勢
・発売から1年半くらいかけてVIP入り
・現状ホムヒカでレート1400あたりをさまよう

一応レート1200台から1400まで上がってるので成長はしているかも?もしくはホムヒカに慣れてきただけのどっちかですね。

レート1200台から1400台まで

ここでは1200台で沼っているときから1400まで伸ばすためにしたことを列挙します。仮にスマメイトのレートが正規分布的に広がっているとしたら30%くらいの人にはいい感じのアドバイスになるかも?って感じの内容にしたいと思ってます。

まずレート1200台にいることに対して正直あまりよく思っていませんでした。ツイッターのタイムラインでは1600、1700、1800、、、と高い世界で戦っている人たちがいる中で自分はスタート時のレート1500を下回る1200。こんな実力で大会に参加しても枠を一つつぶすだけではないか?とも考えるようになりました。動機が何であれ、今の今まで続くモチベーションを確保したのがこの時期です。

モチベーションを確保してからは、なぜ自分が勝てないかを自分なりに考えました。ここで意識していたのは、数ある解説動画に頼るのではなく、自力で考えられるところまで考えようとする姿勢を持つことです。もちろん解説動画を視聴し自分にあてはめたり、上級者からアドバイスをもらうことは非常に大事で、効率よく上達する道だと思います。かつての自分も同じ思考にありましたが、これでは受動的な学習をしているだけで、いざ自分ひとりで考えなくてはならなくなった時に何もできなくなるのではないだろうか?と考えました。

特に考えうる状況として格上との対戦中、自分で考えられる頭を作っていないと自分の持っている択をすべてつぶされてそのまま流れで負ける…なんてこともあります。極論にはなってますが、自分で試行する能力を上げること自体は必要なことだと思っています。

でも今まで受動的学習をメインにしていたので、スマブラに対して何を考えればいいの?っていうところからのスタートでした。一応今までもスマブラしてる時には「この間合いで戦おう」くらいは考えていたので最初から沼で足踏みをし続けていました。そこで、試合中に考えるのはやめて、とりあえず戦った試合をリプレイ鑑賞することに決めました。

よく聞く話として挙げられるのが、リプレイを見返す派と見返さない派、トレモに籠る派と実践で学ぶべき派、などの対立ですね。自分は今の今までリプレイは見返さず、トレモなんてもってのほか、と考えていました。ここで一番伝えたいのは、横着せず、とりあえずできることはすべてやってみてから考えようってことです。やらずして自分に合っている強くなる方法かどうかはわかりません

リプレイ鑑賞のいいところは何と言っても試合のスピード感にのまれずに自分の戦いを復習できるところです。試合中では読みあいを回す中でそのスピードにのまれてしまい、自分の行動を振り返る機会がなかった自分にとってゆっくりと自分の行動を見れるのはとてもいい刺激でした。
ここで目に付いた自分の行動は
・攻撃食らいすぎ
・回避通されすぎ
・なんかリズムゲーみたい
主にこの三つです。まず攻撃食らいすぎ。プロのVIP部屋配信を見ていると、大半は2ストックくらい残して勝っているなぁと感じていました。それと比べて自分はあまりにもダメージを食らいすぎており、これが1試合の出来事ならともかく、勝つときは毎回残り1ストックで80%はたまっているのに対し負けるときはボコボコにボコられる。明らかに防御を捨てすぎていると感じました。
次に回避通されすぎとリズムゲーみたい。この二つはほとんど同じで、自分の行動がリズムよく同じタイミングで繰り出されるために相手はいつっも同じタイミングで回避すればいい。この構図がどの試合でも連続していました。
このどちらもある程度習熟していれば試合中にすぐ気づく点だとは思うのですが、自分で考えることを半ばあきらめつつ試合を行っている自分はリプレイを見て初めて気づきました。細かいところをみればもっとダメな点はあるとは思うのですが、この時点でこれらの問題に気づけたのは大きかったと思います。

余談ですが、スマブラのリプレイ機能マジでめちゃくちゃ使いにくくないですか?再生速度とかもっと自由にいじりたいし巻き戻しは当然できないしそもそもリプレイデータと動画データが別になってて一回一回リプレイを動画化しなきゃいけないのまじで厳しいです。今ではリプレイ撮るためにキャプボ買おうかななんて考えてます。

リプレイを何本か見て、これらの問題に気付いた後は当然解決策を考えなければなりません。ここまできてやっと今まで行ってきた受動的学習が功を奏しました。攻撃食らいすぎな点はガードを増やしたりもっと間合いを広くとって相手の行動を見つつ差し返しを意識する、回避通されすぎだったりリズムゲーみたいになってしまっている点はひたすらにどん欲に反撃を狙うのではなく、反撃確定の場面であってっもたまに様子見を挟んだり引きステップを増やす、など今まで見てきた動画や自分が受けてきたアドバイスを活かせる段階となりました。アドバイスをくれる方々には、ありがたさのほかに今までアドバイスを活かしきれていなかった申し訳なさも含めて本当に頭が上がらないです。

こうしてリプレイ学習を通して得た知見を活かし数戦する。数戦で得たリプレイからまだ意識できていない行動を洗い出し次から実践。これをVIP部屋で行い、ある程度形になってきたな、と感じたところでスマメイトに戻ったところ、ある程度勝てるようになりレート1200台に踏み込むことなく1400台にまで戻ってくることができました。

「沼から抜けるとどうなる?」

もちろん新しい沼に嵌ります。
今は1400帯に入ってまた勝てない期が到来しています。もちろん、沼に嵌るということは自力でもがき苦しむタイミングでもあり、地力を上げることができるいいタイミングなのですが、正直1500まではサクサク戻ってこれると思ったため、正直1400で足踏みをしている現状に焦燥感を抱いてます。

なぜ今勝てなくなってしまったのか。原因は解明できていないのですが、一つ傾向を感じているのが自分よりレートが上の相手にあまり勝てていないということです。端的に言うと相手からジャイアントキリングはされないものの、自分もジャイアントキリングできない。さらに言うと競馬の順位が人気順そのまま表れているような現状が繰り広げられている、ということです。誰でも3連単が当たるけど万馬券は出ないよね、みたいなスマブラです。これには非常に頭を抱えています。なにせ言い換えれば上級者は獲得している基礎が自分はできていないってことになってしまいます。自分にないものを自力で探すことは本当に難しく、とても時間がかかる作業です。受動的学習というのはこのような状況で効果を大きく発揮するのだな、とも感じていますが、前述のとおり、自分は自力で自分が見えていないサイコロの面が見えるようになることが重要だと感じているため、一種の縛りプレイみたいになってきました。

かといって今まで通りリプレイを見て自分の行動を振り返る、という行動を繰り返し行っていては永遠に沼で暮らすことになってしまいます。そこで、今自分が考えていることがリプレイを二回見て、一回目は自分の動き、二回目は相手の動きを見るというものです。今までは自分の動きのみに注目していましたが、自分にないものを自分から見つけるよりも、相手が持っていて自分が持っていないものを盗む方がどう考えても効率がいいことに気づいてしまいました。リプレイを二回見る、ということは正直時間を食うし、余談のとおりスマブラのリプレイ機能に対して憤りを感じているためあまり好ましくない行為だな、とは考えていますが、いつかこの地味な努力が報われる瞬間が来るといいなと思っています。

リプレイを二回見ることで相手の動きを見るという動作を習慣づけることができるのも利点としてあります。差し替え氏を行う上で相手の動きを見るということは何よりも重要なのですが、どうしても自分は自キャラを見る癖が残っているのでこの癖もなくしていけたらいいなとなんとなしに考えています。
また、スマメイトで対戦する際に、対戦相手のレートを、自分とのレートが〇〇差の人まで、と選べる機能があります。(自分が1400でレート100以内制限を掛けると対戦相手が1300~1500の相手のみマッチングする、など)自分は今まで150制限を掛けていたのですが、自分よりも相手がうまければうまいほど得られるものが大きいことに気付いたため制限をめちゃめちゃ緩くしようと思いました。レート差を大きくつけている相手に負けないことも大切なので一石二鳥だと思います。

おわりに

ここまでをまとめると
・1200台から1400台に戻ってくるまでにはリプレイをめっちゃ活用した
・受動学習で知識を付けるのも大事だが自分で考えることも大事
・沼は消えぬよどこまでも
正直VIP部屋入れた時点で自分の成長は止まったものだと考えていましたが、今ではまだまだ成長を実感することができていてスマブラがとても楽しいです。とても長文で、しかもまとまりのない文章となってしまいましたが、このような形でスマブラに対する思考を言語化することが初めてだったので自分の中では整理ができてスッキリとした気持ちです。ここまで読んでくれた人が何人いて、そのうち何人の思考を手助けできたかどうかはわかりませんが、これからも一緒に頑張っていきましょう。
また、スマブラを通して、壁にぶつかった時の考え方を学べたのが自分としては一番うれしいです。正直あまり努力が好きではないタイプの人類なので、ゲームを通す形で努力について勉強ができたのが嬉しいところです。


この記事に何か疑問点とか改善点とかあったら是非教えてください!
それではまた執筆したら会いましょう!バイバイ

この記事が参加している募集

#ゲームで学んだこと

3,011件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?