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東京の街は、ターゲットを海外から訪れる人へすっかり方向転換していた

妹との待ち合わせで、久しぶりに銀座へ出かけました。日曜日の銀座中央通りはホコ天、そう歩行者天国です。

銀座中央通り


バリ島から帰国して5年ぶりに歩いた銀座は、客層がかなり海外の人寄りに変わったように感じます。もともと海外からのお客さんは多かったと思いますが、周りから聞こえてくるのは中国語、韓国語それから…。日本語は何処へ行ったのか、日本人の家族連れやカップルが以前よりぐぐぐっと減ったように思います。

本日の目的は、ギンザシックスで抹茶パフェ!
翌日に赴任先のアフリカへ帰ってしまう妹の希望で、「日本を味わいたい」という夢を叶えに来ました。

店内はゆったりとしていて、落ち着いた和を感じる設計でした。ほうじ茎茶のウェルカムドリンク付きで、お茶の香ばしいアロマを含め、和のおもてなしばっちりね!

メニューを手に広げてすぐに事情を察しました。

抹茶パフェ2500円也。

しばらく鑑賞します

甘さ控えめの上品なパフェには、抹茶クリーム、あられ、ケーキ、ラズベリー、白玉、栗、緑茶ゼリー、あんこ等、和を中心とした素材が地層のように重なり、見た目の美しさと美味しさに心が躍りました。大満足!

続いて、地下2階にある酒屋さんへ惹かれるように入店しまして、自分へのお土産をじっくり選びました。全国の日本酒が壁一面にずらりと並び、お値段は千円台〜十万円以上するものまで置いてありました。

店内には小さなバーカウンターもあり、本日おすすめのお酒をおつまみと共に800円でいただくことができます。

店員さんはグローバルで、英語がカタコトな私はいつ話しかけられるかドキドキしていましたが、日本人には日本語を、海外からの観光客へは英語で対応されていました。

いつまでも眺めていたい

それにしても東京の街はすっかり観光客を中心に賑わっているのだなぁ、と感じることが多くなりました。

銀座以外に原宿も同様で、歩いていると、日本語がまるで聞こえてきません。私が20年以上通っている表参道の美容室も、海外から来た飛び込みのお客さんへの対応を、今や当たり前にされているそうで、日々の英語の勉強は欠かせないと仰っていました。

海外の人を意識したお店が今後ますます増えてくるのでしょうね。同時に、私たち日本人は、観光客目線に立つことで、日本らしさや日本の魅力を再発見したり、自国のことを見つめ直す機会が増えていくことと思います。

果て、日本らしさとは!

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