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なにも生産しなくていい (2023.8.16の日記)

8月16日(水) 晴れときどき雨

意図せず寝坊。いや、意図せずにするのが寝坊だ。

8時に起きて、れ(子)の朝ごはんとお弁当をつくる。ついでに自分の分もつくる。今日は図書館で過ごそうと思う。お弁当はお昼に外のベンチで食べよう。

れ(子)を学童に送り出しつつストレッチをしていたら、し(夫)が今季のドラマ「VIVANT」がTverで3話まで見られるよと教えてくれた。我が家のレコーダーに4話と5話が録画されていて「そういえばこのドラマ見たかったんだよね、1から3話まではないの?」というわたしのために探してくれたのだ。夫はやさしい。

夫には「はやめに見ておかないとTverでも見られなくなるよ」と忠告をもらったのでストレッチをしながら1話を見始める。な、なんだこれめちゃくちゃおもしろいじゃないかー!!!

・・・最新話まで一気に見て気づいたら16時になっていた。お弁当はVIVANTを見ながら家で食べた。

もし今日が普通の休日ならば「あー、せっかくの休みなのにドラマを見て一日が終わってしまった。今日なんにもしてないや。もったいない」と後悔したり罪悪感に駆られたりするはずだ。

だけども今日は「図書館に行こうと思ってたけど、ドラマおもしろかったし一気見できて充実した〜」と思った。

これは3週間の有給休暇中だからだろうか?

時間効率を考えなくてもよいし、生産的でなくてもよい。ただ生きて、好きなように過ごすことになにも後ろめたさがなかった。むしろ予定を遂行しなかった自分に、胸がすくほどの気持ちよさを覚えた。予定にしばられず、やりたいことを選んだ自分、最高にえらい。

生産的に働くことが当たり前になりすぎて、仕事以外の時間まで「効率よく過ごさなければいけない」「生産的であらねばならない」という思い込みに支配されていたのかもしれない。気づかないうちに「モモ」の時間どろぼうに時間を盗まれていたのだ。

なにもしないことは悪いことじゃない。

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