村上春樹『羊をめぐる冒険』
村上春樹『羊をめぐる冒険(上)(下)』(講談社文庫)、再読了。3部作の完結編。
余りにも好きで、読んだのは随分昔なのに、文章を丸々覚えているところがあったりして、懐かしい気持ちになった。そして寂しい気持ちにもなった。物語が終わるのは、すべからく寂しいものだ。
何事にも終わりが必ずあって、人は常にその終わりと向き合っているべきなのだと思う。
終わりの無いものなんて、つまらない。終わりがあるからこそ、僕は今を大切にしたいと願う。
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