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【和訳】リノインタビュー「BEAUTY+/Singles」

おはようございます、SHASHAです。

全訳通ります。めっちゃ長いので先に原文貼り付けて私は去ります…!

(長いので1から7まで勝手に目次をつけました。原文にはありません。)

かっこいいのは顔だけにしてくれ!って感じですよね、まじで。

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我々がまだ知らなかったリノのまた違う顔

真剣な姿も、いたずらっぽい顔も全部リノだ。リノの顔に隠れたリノ探し。

BY エディター キム・ジヒョン|2022年1月28日

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ジャケット、Tシャツ、キャップ全てバーバリー、シャツはエリオットエミル。


1.アイスブレイクとリノの日常


Q.単独ファボ(雑誌等での撮影)は初めてでしょう?

A.ええ、一人でファボを撮るのは今日が初めてです。メンバーたちもおらず、普段メインにしている私たちのチームの強烈なコンセプトではないからか、最初は心配しましたが、撮影しながらモニターを見ると、うまく撮れたみたいです。満足しています。ハハ。


Q.日曜日の朝から撮影所に呼び出してごめんなさい。今日撮影がなかったら今頃何していますか?

A.どうでしょう。元々早く寝て早く起きるスタイルなのですが、最近パターンが変わったんです。昨日も遅く眠りについたので、きっと午前11時くらいに起きて、昼食を食べて運動で一日が始まったのではないかと思います。午後には会社でゴロゴロしながら時間を過ごしていたのではないでしょうか?(笑)


Q.会社でゴロゴロするのですか?

A.とりあえず会社に行けば、一回でも多くダンスすることになるし、一回でも多く歌うことになるから、なるべく日程が空いているときは、会社にいるようにしています。休む日だからと特別なことをしたりはしないので、いっそスケジュールがある日の方がいいです。日程のきつさで疲れることの方が、家で暇しているよりもましですからね。


Q.意外ですね。リノはきっと「インドア男子」だろうと思っていました。

A.家にいると暇なのに、外に出るのは面倒です。だから一度外に出ると、最大限多くのことをして家に帰ろうとします。インドアとアウトドアの中間地点にいるということにしましょうか?

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Tシャツはジバンシー、ベルトはルイビトン、シューズはロストガーデン。


2.Straykidsとリノ


Q.最近忙しいでしょう?新人の頃と比較していかがですか?

A.スケジュールは多くてもだいぶ楽になりました。新人の頃は、どの瞬間も緊張の連続でしたからね。今はむしろ緊張を楽しめるくらいになりました。ステージも「仕事」という考えより、ただ「楽しく遊んでくる」という感じです。


Q.昨日、ゴールデンディスク「本賞」を受賞されましたよね?おめでとうございます!そういえば、昨年「AAA」でも大賞の中の一つである「今年のパフォーマンス」賞を受賞されました。人一倍感慨深いのではと思います。ポータルサイトで自身の名前を検索してみましたよね?

A.授賞式で賞を頂くと「たくさんの人が私たちの音楽を聞いているんだな」という考えに至り、嬉しいです。よくやっている、と認めてもらうようなものだから、追い求める方向に対する確信も生まれますし。ステージが終わると、モニタリングの感じで私の名前を検索します。チッケム(フォーカス動画)を実際に見てみたり、コメントを読みながら、様々なフィードバックを受けます。ファンたちが残した良いコメントが多く、そこで次のステージを準備する力を得たりもします。


Q.Straykidsがここまで来るのに、パフォーマンスの役割が大きかったです。ジャンルとコンセプトが確固たるチームですし。その真ん中に、重心を支えているリノがいます。

A.負担がないと言えば嘘でしょう。ですがその負担は、私だけが抱えているわけではないと思います。3rachaは作曲に対する負担が、ボーカルrachaはボーカルに対する負担があるでしょうし。そんな意味から、私はパフォーマンスに対する負担感を持つのが、StrayKidsのチームメンバーとして当然のことでしょう。 だからといって負担感がストレスに繋がっているわけではありません。ステージは遊ぶところであって、ストレスを受けながら罰を受けるところではありませんから。ただ私たちが見せたいものを、見せてあげられるものを、見せてあげるのが正解だと思うんです。


Q.そんなマインドがステージの完成度を高めているようです。年末のステージも印象深かったです。特に「98s」とともにした「虎」のステージです。ダンサー・リノの姿を見慣れていたのですが、高音パートを消化する新しい姿も見ました。段々、違う姿を見せてくれることで、リノの門を開けていっています。

A.いつも楽しもうという気持ちでステージをしても、残念な部分が残るステージがあります。それでも過ぎたことに対しては、絶対に自分を責めません。過去に戻れないことをよく分かっているからです。自分を責めるよりは、反省の時間を持ちます。それをきっかけにより成長する人になりたいという気持ちで、です。失敗にずっと縛られていると、その場所にずっと留まる人になりそうな気がして、最大限肯定的に考え、前だけ見て良くなろうとします。

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ベスト、アンテージ。


3.リノは泣かない


Q.いまお話をしていると、肯定的に考えるという言葉とは別で、感情が節制されたような印象を受けます。

A.感情表現に疎い方です。悲しい映画を見ても涙の一粒も流れないタイプなんです。わざとそうするのではないのですが、ただ涙が出ません。それでも表現しようと努力しています。状況に入り込むと、感情の幅も育てられるからと、悲しい映画をおすすめされることもあります。一番最近、ハンがすすめてくれたイム・ユナ、パク・ジョンミン先輩主演の映画『奇跡』も見ましたし。


Q.それで、、泣いたのですか?

A.いいえ、涙は流れませんでしたが、とても興味深く見ました。


Q.一方で、ステージでは感情の表現力が着実に高まっていると感じます。そのステージがどこであれ、パフォーマンスを見せるときは、本心、というか?

A.ステージはまた違います。コンセプトが明確であるがゆえに、パフォーマンスのための感情表現は難しくありません。共感能力の問題というよりかは、私が「悲しみ」という感情をこぼすことにためらうのだと思います。人が悲しい感情に集中すると、心も疲れるじゃないですか。自制しようとしていたら、自然に鈍感になったようです。


Q.ダンスでキャリアを始めたでしょう。ダンサーとしての生活を終え、練習生生活を始めたとき、心細くはありませんでしたか?最初からまた始めないといけないということに対する怖さですとか。

A.むしろドキドキしました。「今まで積んできた自分のキャリアが終わった!」こんな考えよりは、「これまで学んできたことを元に何かさらに成長できるんじゃないか?」という期待感が大きかったです。職業を変えるからといって、私が変わるわけではありませんからね。どう転んでも私の人生はひとつなのだから、そのまま続いて生きるだけです。


Q.他のメンバーたちに比べて練習期間が短かったことは、そういった心構えのおかげでしょうか?そのくらい準備過程が過酷だったのではと思います。待ちに待ったデビューステージが記憶に残っているでしょう?

A.実は記憶が鮮明ではありません。2018年3月25日、奨忠体育館でデビューショーケースをしたのですが、その日とても震えていたんです。それでも、ステージに上がるときの歓声を聞いた瞬間が今でもはっきりとしています。ヒョンジンとクマのゼリーを食べて緊張をほぐした記憶もあります。

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シャツ、セーター、シューズ、ロストガーデン。


4.リノは知れば知るほど分からなくなります。


Q.もしもダンスをしていなかったとしたら、どんな仕事をしていたと思いますか?

A.ダンス(という選択肢)がなかったら、ダンスサークルに入っていなかっただろうし、そうすると高校も人文系に行っていたはずです。ですが世界に勉強がよくできる人は多く、私は勉強がそんなにしたい人ではなかったので(笑)。多分特攻武術を専攻したり、ボディーガードになっていたのではないでしょうか?当時、特攻武術師範の資格を取得するため研修をしていましたからね。

Q.リノは知れば知るほどもっと分からなくなります。「スキズ」で一番子どもみたいな顔を持っているけれど、考え方は一番大人っぽいように感じます。

A.私自身をうまく扱う方法を知っています。自らを統制できなければ、体も心も傷つくことになるんです。どんな仕事をするにしても、健康が一番ですからね。ストレスを受けない!というモットーで、ストレス原因を全部遮断したら、こうなったということです。(笑)


Q.独特なキャラクターであることは確実です。周りでは、リノがシニカルに見えても人によく気を遣うとのことですが、、、?自身を優先順位にする人はそうじゃないですよね。

A.私は人が何をして生きていても私だけうまく生きていればいい人です。でも知ってか知らずか、私たちは少しずつ周りの影響を受けるじゃないですか。そのつもりがあってもなくても、その影響は私が彼らに与えることも受けることもあるでしょう。そんな意味で、私はそばにいる人たちが良い人だといいなと思います。だから、少しですが、より気を遣うようになるのかなと。


Q.心が温かい人だということはすでに知っています。ユニセフ後援の指輪、ホッキョクグマ後援のピアス、少数派に向けた暴力と差別を反対する意味のピアスをしたリノの写真を見たんです。

A.どうせアクセサリーを買うなら、誰かの助けになるものを買いたかったんです。私も今、スニ、ドゥンイ、ドリというペット3匹と一緒に暮らしています。この子たちも、私と出会う前までは、苦しい環境に置かれていました。相変わらず、たくさんの動物がそんな環境で暮らしています。彼らが少しでもより良い世界で生きることを願います。後援製品ですが、デザインも可愛く、クオリティも高いです。

リノモノクロ

アウター、シグニチャー、シャツはディーベル、タートルネックはプラダ。


5.ツンデレリノとヨリノ


Q.自分自身にはいかがですか?自らに気を遣う方ですか?

A.厳格なときは厳格ですが、解放するときは思いきり解放します。自ら引いた線から外れない限り、特別に制裁することもありませんし。単純に生きています。やりたいことをするのが、一番良い生き方だと思うんです。でもだめなことはだめですよ。守らないといけないことは守らないといけません。


Q.ファンたちがリノを「温かいアイスアメリカ―ノ」と呼んでいるそうですが、知っていますか?

A.温かいアイスアメリカ―ノだなんて…良い意味だと思うことにします。温かいものを好きな人と、冷たいものを好きな人の、両方を充足させられるという意味でしょうから。


Q.飲み物の話が出たので聞くのですが、料理が上手いメンバーとしても有名ですよね?鶏の処理も上手ですし、イメージトレーニングで刺身の処理までマスターしたんですって?

A.刺身を実際にやってみたことはないのですが、できる気がします。(笑)刺身を作る動画をよく見ていると、頭の中では順序に合わせて着々と進められるくらいです。言葉ではこう言っていますが、実際にしようとしたら、きっとできないでしょう?ハハ。血を抜いて内臓を処理するのが、普通のことではないですもんね。でも一度くらいやってみたいです。

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Tシャツはディオール、ジャンプスーツはアンテージ、シューズはオフホワイト。


6.イ・リノとイ・ミノ


Q.もう3年目でしょう?大きい賞も受賞し、音楽番組の進行も担当して、バラエティー番組にもたくさん出演しました。いまはもう放送局に行くと気持ちが楽ですか?仲の良い仲間や後輩も少しできましたか?

A.誰とでも仲良くするタイプなので、知り合いは多いです。活動時期が重なって挨拶をする関係の他グループの人たちもいますし、ファンだと言ってくれる後輩たちもできました。ですが、放送活動が増えるごとに見慣れる顔は増えましたが、結局外で会うのは故郷の友達が大部分です。休暇をもらったり、ごはんを食べに行き、旅行に行くときも、いつもその子たちと一緒です。


Q.その子たちとは「StrayKidsのリノ」ではなく「イ・ミノ」として静かに一緒にいるのですよね?25歳のイ・ミノはどんな人なのですか?

A.25という数字がまだ慣れません。頭の中の私は、相変わらず19で止まっていますからね。年が過ぎるごとに時間が早く進むように感じます。そのくらい、私も知らない間に成熟していく気がします。30歳になると本当の「大人」になるのを感じられますかね?


Q.もうすぐ分かると思いますよ?時間はとても早く流れますもんね。30歳のリノは「大人」になっていてほしいですか?

A.ただ今のように、変わらないイ・ミノであればと思います。私は今の私の姿が悪くないからです。人間関係にしても、メンバーたちとの関係にしても、生き方のマインドにしても、どれも全部です。30歳になれば、精神年齢もきっと25くらいには成長しているでしょう?

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ジャケット、Tシャツ、ベルト、キャップ、全てバーバリー、シャツはエリオットエミル、スニーカーはコンバース、イヤリングはスケーレット。


7.職業:プロアイドル・リノ


Q.公式SNSチャンネルに上がった「2022年プロジェクト」を見ると、今年も忙しそうですね。

A.私は良いです。忙しいと体と心が疲れはするのですが、その度に自らを癒す方法がありますからね。昨年の年末は、息をつく暇もなく忙しかったです。時間ごとに新しい日程が追加され、やらなければならない仕事が増えていく中でも、いつも「オッケー」を叫びました。いつまたこんなに忙しく暮らせますか?そう考えると、自然にマインドコントロールができていましたね。


Q.アイドルという職業のせいで、鋭利な視線を受けることもあるでしょうが、気持ちがしっかりしていて健康に見えます。見る人が安心するくらいです。

A.完璧な人はいません。その代わり、誰でもよくできることは一つずつあるでしょう。だから私は、完璧なひとよりは、完璧にやりきろうとする人になるために努力します。

Q.信条はありますか?リノを変化させ、動かすものがあるとしたら?

A.人生には終わりがある、ということです。誰かは終わりがあるという事実にさいなまれたり、進む力を失ったりもしますが、私は違います。むしろ、より肯定的に生きさせてくれるように感じます。その終わりがいつなのか分からないという考えで現在をもっと楽しめますし。ファンたちと日常生活を疎通して、本心を共有し、遊んだり、頼ったり。そうやって面白く生きています。

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