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フリーランス3年間を振り返り、新たな一歩への退職

おはようからおやすみまで、SHABAです。
タイトルに困ったので最近ずっと話題の「chatGPT」くんに頼ってみました。
3年前なんてAIがここまで身近になるとは思いもしなくて、3年という月日の長さが感じられますね。

そんな長い期間フリーランスをやっていたわけですが、その中で色々と経験も得られました。
会社員を辞めて右も左も分からずにフリーランスを始めてなんやかんやのらりくらりとしながらの3年間で、フリーランスのここが大変だなぁとか、お仕事こうしてたよーとか、誰かの役に立つことを祈ってなんか思いつくままに書いていこうと思います。

0.自己紹介


大阪在住の27歳、元子ども部屋おじさんです。
フリーランスの時に主に業務としてやっていたのは、メインは写真撮影・動画撮影/編集、たまにディレクション業務・講師業をしていました。

どんなものを作っていたか興味を持った方は、ポートフォリオを覗いてもらえたら喜びます。

1.フリーランスをやっていて思った事・気をつけていた事

大きく分けて2つ!

  1. お客さんへのリスペクトを忘れてはいけない

  2. 悪い噂ほどすぐ広まる

自分の場合は、SNS経由でお仕事をいただいたことは一切なく(これはこれで問題な気がする)、基本的には前職の繋がりでお仕事をいただくのが100%でした。

前職の人が有難いことにお仕事を頼んでくれたり、その人が紹介してくれて新しくお仕事をいただいたりと、人と人の繋がりで3年間やってきました。

お客さんも様々で、3年間ずっと一緒にお仕事させてもらうお客さんもいれば、いつの間にか連絡が来なくなったお客さんもいたり、新しく繋がるお客さんもいたり。

どんなお客さん相手にも一貫して言えるのは、客は客。
その人が仕事を発注してくれないと、食いっぱぐれるのは我々なので。
当たり前ではあるけれど、お客様に対してのちゃんとしたリスペクトは必要だなと思いました。

リスペクトがないと、ふとしたやりとりとか態度に出ちゃうし、意外と相手もちゃんとそういうのに気付くので。

そういう意味では、継続案件があんまりなくて、新規案件ばかりになるとまずいのかなと思ってみたり。
自分の考えや経験に基づいて、継続案件があまりない=自分と一緒にあまり仕事をしたくないと思われてたりします。
新規の案件も減ってきたら、何かしらの原因(業界的に案件数が減っている・単純に自分への評価が悪いetc…)があると思うので。

撮影でも制作物でも1回作って終わり!もうずっと新しいの作りません!となるケースは少ないと思うので、継続案件が少ない人は自分の評価が悪いのか、それとも強力なライバルが現れたのでは?というのを考えてみると良いかもです。

”人の口に戸は立てられぬ”といった諺があるように、あの人お客さんへの態度あまり良くないんだって、みたいな口コミはすぐに広がったりするので、普段からあまり礼節に重きを置けてないなぁと思った人は気をつけた方が良いかもです。

考えてもしょうがなくて、流れに身を任せてなるようになるさな時はありますが、原因を知っているのと知らないのでは精神衛生に雲泥の差があるので思考を巡らせてみるのも良いかもです。

2.フリーランスで大変だったこと

いちばん難しかったのは、他の人との差別化でした。
クオリティで差別化するのか、分野で差別化するのか、専門性で差別化するのか。
自分の場合は金額での差別化をしてました。

最初は安くで受けて、関係性ができてきたらちょっと値上げをお願いしてみたり……というのが上手く交渉できる人は金額で差別化しても良いと思います。
一度金額を低くしちゃうとそれが当たり前になっちゃって、工数の割に稼げてなくね?となりがちです。

なので最初から安く見積もるよりも、適正な価格で出して受注できなかったらドンマイ!のマインドのが上手くいくかもです。
受注できなかった時のしんどさよりも、金額に不満を持ったまま案件やる方がしんどいので

ただ、自分の場合は0よりはマシじゃね?という考えで単価的に見合わない案件(1日動画撮影&カット編集のみの動画20本納品で○万円)も受けてました。
金額と工数を割り切って出来る人は、多少単価が低くても受けてみるのも悪くはないのかなと思います。
良くも悪くも使いやすい奴・いい奴と他人に印象付けると思わぬ案件が来たり来なかったりします(保証はしません笑)

話を戻すと、他の人に頼むよりも自分に頼んだほうが良い理由ってなんだろう?というのを突き詰めていくと、差別化はできるのかなぁと。

自分の場合は、金額の他に写真と動画を一貫してやります!というのも強み的な感じでやってましたが、世の中見渡せばそんなクリエイターは山ほどいるわけで。

自分の場合は強力な差別化が思いつかなかったので、それが分かっていたらもっと楽だったのかなぁと思ったり。

3.フリーランスを辞めるきっかけ

一応書いておこうかなと。
すごい端的に書くと、疲れた!!

疲れた内容を細分化していくと、

  1. 金銭的に毎月ドキドキする

  2. 仕事が少ない月はソワソワする

  3. 毎年の確定申告がヤダ

  4. 将来性が見えない

  5. インボイス制度、怖くない??

といった内容が主なもので、要するに心配事が多くてそれをフリーランスのままだと解決できないと判断したからですね。

以下、自分語りなので2まで読み飛ばしても大丈夫です。

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金銭面は超ありがたいことに実家に甘えられていてなんとでもなっていたので、卍実家暮らし最強卍(そういう意味では一人暮らしフリーランスマジですごいなって思う)と言うお気持ち。

ただ、入金のタイミングが合わないときは、収入が3ヶ月0円で、どこかの月にどっさり入ってくるのが割と常で、保険とかクレカの支払いとか大丈夫だっけ……?とは高頻度で心配になってましたね。
毎月定額入ってくる会社員に憧れたのはこれが主な理由。

フリーランスで毎月定額入ってくるプランとして、サブスク的な仕事の受注の仕方も考えたんですが、毎月撮影が必要かとは言われればそうではないので検討段階でおじゃんになりました。

将来性が見えないことに関しては、自分的に結構深刻な問題で。
5年後にフリーランスとして活躍している自分の姿が全く想像できなかったです。

案件の数で言うと有り難い話で、1→2→3年目と増加していって、それに伴って収入も1→2→3年目と右肩上がりでした。ただ、今のままだとどこかで頭打ちするだろうなぁと漠然と思ったのが2年目の後半の時。
その時には3年目の案件も決まっていたのですが、今のままだと将来性を感じないし3年目を乗り越えたら就職するかぁとなってました。

良くも悪くも他人と環境に依存した仕事の受け方をしていたので、その人がいなくなると仕事が無くなるという状況がまずいなあとも思ってみたり。

あとは業界の年齢的なリミットも大きかったです。
私調べですが、業界的に採用項目に30歳未満を入れている会社を散見したので、そこがボーダーな気がします。
それで、今のままズルズルとフリーランスを続けて、30歳になった時に就職するかぁでは遅いなと。
それよりはやらかしてもまだ若さで許される年齢(27歳がギリギリだと思っている)のうちに就職してしまえばなんとかなるんじゃねと。

それと自分の場合フリーランスを続けることにそこまでのモチベーションがなくて、自己研鑽ができるほどストイックな性格じゃなかったと言うのも大きいような気がします。

フリーランスになってから新しくできるようになったのが、動画撮影と編集くらいなもので、個人的にはwebとかデザイン関連、SNSマーケティングの勉強をしていたらなーと今になって後悔してますね。

新しいことを身に付ければそれに関連した案件が舞い込んでくるので、頭打ちにならずにずっと右肩上がりの上り調子で続けられるのかなと。

それと、そもそも自分がフリーランスを続けることへのモチベーションが低かったことも辞める一助になっている気がします。

Twitterとかでよく見かける望んでフリーランスになったタイプではなく、前職で会社に問題があって退職してしょうがなくフリーランスになり、のらりくらりあれやこれやしてたら気がつけば3年の月日が経ってました、怖い。

その間に某知り合いは結婚して子供まで生まれてました、本当にあった怖い話ってこれじゃない??

それと、2023年10月から始まるインボイス制度がネックで。緩和措置とか色々あるようですが、シンプルに売上の10%が無くなるのはデカすぎる。1年でカメラ買えちゃう金額が飛んでいくのって結構しんどくないです??

10%値上げするか、もっと仕事を頑張るかの2つの解決策しか出なかったので無理だなぁと。

法人成りしちゃえばとかも過ぎりましたが売り上げを伸ばすことに重きを置けてないのも自覚してたので、ここが潮時だとも思っちゃいましたね。

(インボイス制度の緩和措置について詳しく書かれてた記事シェアしときますね)

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要するに、メンタル的にも続けるのが困難だなあとなったのでフリーランスを辞めます!

4.最後に

以上、キラキラしてない系フリーランスの戯言でした。
フリーランスをしたことで色んな人と出会えたし、色んな経験ができたので、そういう意味では貴重な3年間だったなと。

これからフリーランスを始める人に少しでも役に立てば幸いです。



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