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HSCと完璧主義と学校。

HSC気質の強い次男。支援級に在籍し、聴覚過敏や視覚からの情報が多すぎるので慣れるまではイヤーマフを使ってみたりパーテーションで囲ってもらったり試行錯誤していたのだけど、

イヤーマフ→大事な情報を聞きもらしているんじゃないかと心配だ。

パーテーション→周りの様子が見えなくて心配だ。

というわけで、うまくいかず…

別に情報聞き流しててもいいんです。違った事しちゃっててもぜんぜんOK。大事なことはちゃんと伝えるから。と、先生は言っているのだけど、そこは本人の完璧主義や間違えたくない!という気持ちが先行してしまう。

怒られたくないし間違えたくない。怒られたり間違えたらと、自分の存在すべてを否定されたり間違いだと感じてしまう。だから失敗しないように神経を150%張り巡らせて過ごしているらしい。そりゃ疲れるわ。

もちろん、私も先生も、「学校は間違っていい場所だし、頑張らなくていいんだよ。全然話聞いてない子た~くさんいるし、聞いてなくても座ってるだけでも大丈夫。」とめちゃくちゃハードルを下げているのに本人はそうはいかない。

最近は週に1回だけ登校するという方向で本人も落ち着いていたのだけど、運動会が近くなってザワザワ。昨日送りこんでから1時間後に学校から「おう吐してしまったのでお迎えに来てください。」と電話が…

ちょうど昨日は療育センターで心理士さんと月1の相談の日で、運動会が苦手だという話から心理士さんが「運動会が苦手なのはわかっていたけど、ついにおう吐しましたっていう話もある。」という話を聞いて、わかる気がする~と思ったばかりだったのに、まさかその直後に現実になっているとは。

落ち着いてから本人によく話を聞いてみると、元々緊張しながら登校→すぐに運動会の練習(苦手)→英語(苦手)という時間割で緊張が続きすぎて、英語の教室に入ったとたん目の前が真っ暗になっておう吐してしまったと。

というわけで、今日の家庭科だけ行く予定も自信をなくしてお休み。それを伝えるために学校へ電話をすると「体調不良ではなくて緊張でってことなら良かったです~」と先生。

え??そうなの??体調不良とか風邪の方がよほどタチが良いと思うけど…と思うのを飲み込み、「頭も痛いと言っているので風邪なのか緊張なのかよくわからないけれど今日はお休みします。」と終わらせました。

コロナ禍で体調不良に過敏になっているのはわかるけど、先生に子どもを理解するゆとりがなさそうだな…と感じてしまいました。

学校では優等生で150%頑張ってしまって家で崩れてしまうのだけど、それを先生と状況報告を重ね、先生からも先回りはしない程度に本人に「困っていることはない?」と声をかけてもらっているのに、「ありません。」と答えるらしい……

先生との信頼関係もできてきて、力の抜き方も少し覚えて少し落ち着いていたように思ったけれど運動会で発動。

親子で修行は続きます。


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