モラハラやパワハラをしていると言われたら

家庭や職場で、「あなたはモラハラをしている」「パワハラをしている」と言われたら。
困ってしまいますよね。

あなたには勿論そんな気はない。
相手の言いがかりか、勘違いか、大したことないことを騒がれているのではないか?

でも、どうにせよ、あなたと相手の関係は上手くいっていない。
そして、ハラスメントをしていると認定されたら、あなたは困ったことになる。
だから、あなたは悪くないにせよ、あなた自身を守るためにも、以下のような行動を起こした方が良い。

病院で相手のことを相談する

あまり知られていないが、精神科や心療内科、カウンセリングでは、他の人のことも相談できる。
「こんな問題を抱えた人と関わっているのですが、どうしたら良いですか?」という要領だ。

相手は、あなたがモラハラやパワハラをするのが悪い、と思っているので、病院に行って自分の問題を相談することはない。
それに、その相手が言いがかりや勘違いで人を「モラハラやパワハラをしている」と認定するような人だったら、普通に反論しても通じない。

だから、まずはあなたが病院に行って、その相手との適切な関わり方を相談した方が良い。

ついでに病院で検査も受ける

相手のことを相談するついでに、あなたも自分自身のことを検査してもらうと良い。
人間関係のことは、第三者が判断するのが難しい。
だから、どう考えてもあなたに問題がないとしても、医師という第三者にそれを認めてもらった方が良い。

生育歴を話し、検査を受けて、発達障害やパーソナリティ障害がないことを証明してもらえば、十分だろう。

相手の人間関係のルールに合わせる

パワハラやモラハラだと思われるのは、あなたと相手の人と関わり方のルールに違う部分があるからだ。
あなたが問題ないと思っている行動を相手は嫌がっているのだから、「何が問題ある行動か」のルールが違う。

相手がよくわからないルールを持っていることもあるが、それでも相手に多少合わせてみると、ひとまず問題が落ち着くかもしれない。
そうすれば、あなたは不利な状況から脱することができる。

例えば、相手が「不機嫌なところを人に見せるのは良くない」というルールの持ち主なら、相手にとって不機嫌に見えるような行動をやめてみると良い。

相手の弱さに配慮する

あなたは、自分にとっては全然平気な行動、自分は耐えられてきた行動を、相手に取っているかもしれない。
ただ、相手にとっては、それは耐えられないようなことだったりする。

例えば、あなたは怒鳴られながら育ってきた。
あなたはそれに耐えることができた。
でも、相手も同じことに耐えられるとは限らない。

耐えられない相手が弱い、そんな弱さに配慮しなくて良い、と思うかもしれない。
でも、モラハラやパワハラと思われてしまったら、窮地に立たされるのはあなただ。

相手の弱さに合わせて、相手にとって耐えられないことをしないでおく方が、あなたにとって得だろう。

最後に

ここまで読んでくださった、誰かに「モラハラやパワハラをしている」と言われてしまって困っているあなた。
大切な人や周囲に責められて、窮地に立たされ、辛い思いをしているだろう。

私はあなたの味方なので、どうか、私の書いた通りのことをしてみてほしい。
あなたの大変さや辛さが解消されますように。

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