「やればできる」を本当にするために考えるべきこと
「やればできる」と思うのは、素晴らしいことだ。
やればできるなら、あとはやるだけ!
でも、「やればできる」と思ったとき、それを本当にするために、一度立ち止まって考えてほしいことがある。
本当に「やればできる」か?
あなたが「やればできる」と思った理由は何ですか?
「あいつでもできているから」とか、「あれは簡単そうなことだから」という理由なら、本当にそうか、立ち止まって考えた方が良い。
そういう理由でやってみて実際はできなかった場合、物凄く落ち込むことにもなる。
「自分はこうだから、これはやったらできそうだ」と、自分を主語にした方が良い。
自分を分析し、特徴や能力を見極めよう。
それから、その「できそうなこと」についても、分析したり、イメージしたりしよう。
それでもし、実際はできなかったなら、自己分析か、「できそうなこと」へのイメージが正確でなかったことになる。
その2つを、もう一回やってみよう。
今やっていないのはなぜ?
やればできるはずなのに、今それをやっていないのは、なぜだろうか。
少し前まではもっと体調が悪かったから、とか、忙しかったから、とか、その理由がなくなったり小さくなったりしているのなら、本当に「やればできる」かもしれない。
でも、その理由が今もしっかり残っているなら、もう少し後から始めても良いのではないだろうか。
何かやらなければ、という焦りから「やればできる」という思いが湧いてきたのなら特に、もう一呼吸待ってみよう。
あなたが今それをやっていないことにだって、理由や意味があるのだから。
無理なくできる?継続できる?
本当に「やればできる」として、その「やれば」に、「無理をすれば」が含まれていないだろうか。
いっときは無理をしてできても、無理をしていたら、継続ができない。
無理をしたせいで継続できなくなったとき、あなたは、「少し前までできていたのに、自分は駄目になってしまった」と落ち込むだろう。
本当は、無理が祟っただけなのに。
だから、無理をしないとできないことは、初めから「できない」とか、「ずっとはできない」にカウントしよう。
できないと駄目だという意識から、「できる」を増やしたくなるのはわかる。
でも、冷静に判断した方が、あなたのためになる。
まとめ
「やればできる」という思いは、自信を失ったときや焦ったとき、つまり弱っているときに湧いてきやすい。
そして、冷静でないときの「やればできる」で飛び込むと、「やったができなかった」になって、もっと弱ってしまう。
だから、無理なく冷静にいこう。
そうすれば本当に、「やればできる」はずだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?