Saki Matsuo / 咲希

長崎出身、2004年生まれ ソーシャルビジネスに取り組んでいます。

Saki Matsuo / 咲希

長崎出身、2004年生まれ ソーシャルビジネスに取り組んでいます。

最近の記事

嫉妬は財産

他人の成功に、嫉妬できてる自分、すごくない? それって、誰でも出来ることじゃない。 陶芸家は陶芸家を妬む。 嫉妬するのは、自分がそうなれる可能性があるから。その可能性を、信じてる自分がいるから。 嫉妬という感情にずっと苦しめられてきた。 嫉妬してしまい、表面には出さないけど悔しがる。他人の努力を認められず、他人の成功を妬む、私って性格悪くて最低だ。 ずっとそう思ってた。 他人と自分を比較してしまう、そんなことをしてしまう自分がいることがしんどかった、許せなかった。 得意

    • フィリピンの貧困問題?

      ずーっと、フィリピンのスラム街の貧困問題に取り組みたいと思ってきた。 でも、スモーキーマウンテンの人たちの生活がなんとなくわかってきて、私が解決したい問題が何だったのかわからなくなった。 教育を受けたくても受けられない子どもがいると思っていた。 実際はほとんどの子どもが教育を受けることができている。 じゃあ、彼らがこれから教育を受けられなくなる理由は何か? 結婚・妊娠によって教育をストップする選択をしてしまうこと。 彼らにとって、これが苦しい選択なのだろうか?別に、教育を

      • この世界に生きるということ

        8月13日から1週間、フィリピンのスラム街を調査した。 1人海外、1人調査。自分の力でしかどうしようもできない状況。 たくさんの人の力を借りながら、自分と向き合い、相手と向き合い続けた1週間。フィリピン人の優しさにたくさん触れることができた。心が揺さぶられる体験もした。 日本に住む人に知ってほしくて、ただの大学生の私が感じたことを知ってほしくて、この記事を書く。 「スラム街」 スラム街に行ってきます!って言うと、みんな、 気を付けてね、危険だから1人では行かないでね、っ

        • #5 フィリピン留学

          実は、フィリピンに行くことを決めたのは、短期留学の説明会のときだった。 正直に言うと、あまり短期留学に行く気はなかった。 英語を上達させたいって気持ちよりも、 世界を知りたい、やりたいことをやりたいって気持ちが強かったから。 だけど、フィリピンの語学留学プログラムには スラム街、孤児院、シェルターでのボランティア活動が含まれていた。 前々からスラム街に行くことの難しさを知っていたから、 英語を学べて、スラム街にも行けて、奨学金ももらえるこのチャンスは、 わたしにとってぴった

          #4 スラム街

          #4からは、大学編。 やっぱり最初は、ずっとずっと望んできて、 たくさんの出会いと学びをくれたフィリピン留学について書く。 今回はスラム街編。詳しい留学の話は#5で。 スラム街に行きたかった。 大学生になっても、スラム街に行きたかった。 4年前に一度なくなってしまったチャンスに、まだ未練があった。 その時の気持ちは#1に書いた。まだ読んでない人はぜひ。 スラム街に行ったのは、留学が始まってから6日目。 ボランティア活動と視察を行うプログラムで、当日は警察も来るよ、持ち

          #3 高校2

          project:ZENKAIとの出会い 高校2年生、請願プロジェクトがひと段落したとき、 進路に迷ったり、勉強への焦りに襲われたり、将来への漠然とした不安に襲われたりするようになった。 そんなときに、この project:ZENKAI の説明会に参加。 今でも覚えているのが、アイスブレイクで聞かれた「自分を色で例えると、何色だと思う?」という質問。 とても面白い質問だから、みんなやってみてほしい。 当時の私は、確か「白鼠」を選んだ。 自分がはっきりとしてなくて、 何に

          #2 高校1

          コロナ コロナによって私の理想の高校生活は大きく狂った。 中学校卒業と高校入学のタイミングでコロナ禍に入り、高校が分散登校になって、授業がオンラインになった。 長崎に住む私は、ZOOM, Google Workspaceなどのツールの普及の恩恵を最大限享受した。 オンラインのイベントに参加して、中高生で学生団体や校外活動を行う人たちの存在を知り、私も何かやりたいと思った。 何か行動したい、頑張りたいって思ったときに、環境問題について詳しく知る機会があった。 私は高校生

          #1 中学

          大学に入って1年が経った。自分の目標とやりたいことをたまに見失ってしんどくなる日々もあるけど、たぶんうまくやっていけてる。 これまでのこと、これからのこと、目標、夢。頭の中で整理したいので、このnoteを書いてみます。 はじめての海外 はじめて人生に目標を持ったのは中学2年生のとき。なぜかずっと海外が好きで、最高にわくわくする存在で、留学にいつか行くんだろうと思ってたし、行けると思ってた。 中学2年生の春に学校の海外研修ではじめてカナダに行った。 たった1週間だったから

          「聞かれないと話せない」をやめたくて

          大学ってめちゃくちゃ広くて自由で楽しい!だけど、そのぶん、自分を気にかけてくれる人が減った気がする。 担任の先生が進路相談に乗ってくれるわけではないし、毎日の授業に同じ友達がいるわけでもない。学生がそれぞれ違う授業を選び、違うバイトをし、違った生活を送る。1週間に1回しか会わない人も、1カ月に1回しか会わない人もいて、積極的に他人に話しかけないと1人になってしまう。 受動的に生きてたらしんどかった。 私はめちゃくちゃネガティブなわけでもなければ、ポジティブなわけでもない。

          「聞かれないと話せない」をやめたくて