見出し画像

大学受験の志望校はどうやって決めたらいいの?(医学部編)

こんにちは。サカセルで自習管理講師をしている大学1年生です。

今回は、大学受験の受験校の選び方を紹介します。
特に、医学部受験を考えている方に読んでもらえればと思います。

はじめに

まずは私が選んだ科目を簡単に紹介します。

結果からいうと、私は理系を選び、
高校2年生に上がる時には理科2科目は化学と生物、数学はⅠA、ⅡB、Ⅲ、社会は地理を選択しました。
高校3年生に上がる時には理系科目は全て継続、社会は必修(政治と経済)以外選択せず、国語も必修(現代文)のみで古典は選択しませんでした。

必修でない文系科目を選択しなかったのは、
私は医学部進学を強く志望していたため、
高校2年生時点での各科目の完成度と苦手科目を考えた時、現役合格のために私立専願に決めていたからです。

過去問との相性をみて選ぶ

最終的に受験校を決めたのは、高校3年生の秋です。

受験校を決める上ではまず、自分の志望動機の強い学校を優先的に日程に組み込みました。
そして、過去問で相性の良かった学校や自分が重視する魅力がある大学、そして担任の先生に勧められた大学を受験校に決めました。

過去問の相性というのは、私立医学部は基本的に4科目受験(英数理×2)ですので、その中でも、たとえば、過去問分析で頻出とされる分野が自分の得意分野と被っていることや、英語の知識問題と長文問題の割合、長文の問いの形式、数学の解答様式など様々な要素が自分の得意な形式であること、をみて選びました。

受験校の難易度を段階的にする

過去問との相性以外にも受験校を選ぶうえで大事なことがあります。それは、受験校の難易度に差をつけることです。(難易度の差の比較には偏差値が用いられると思います。)

具体的にいうと、医学部の中でも特に上位校を第一志望の受験校として選んだのなら、それよりも難易度が相対的に低い大学を選ぶという事です。
難易度に差をつけることで滑り止め校、そして受験慣れするための練習校になります。
これは医学部以外の学部を志望する人にも同様にいえることだと思います。

この際、複数の学部を選ぶ人もいると思います。
実際、医学部志望の人でも、大学進学の選択肢として医学部以外も視野に入れていた人や、絶対に浪人はしないと決めていた人で看護学部、薬学部、歯学部などの他学部に願書を出している人はいました。
ですが私は、受験校に難易度の差をつける時、医学部以外の学部を受験校に選びませんでした。
現役の時は、医学部に行けなかったら浪人すると決めていたからです。
(ただし万が一浪人した時には、自分が女子であることや下にも兄弟がいることからそれ以上の浪人はできないと考え、他学部を受けることも視野に入れようと思っていました。)

ゆかりがある大学を選ぶ

これはおまけなのでへ~と思って流していただければ良いのですが、自分にとってゆかりのある大学を志望校に選択することも一つの手だと思います。
医学部は2次試験で面接があるので、面接で自己PRができます。その際に、たとえば教授の先生の本を読んで感銘を受けたこと、や、大学の提携校のプロジェクトに参加したこと、などの経験があると2次対策がしやすくなる可能性があるからです。

さいごに

私の経験から大学受験校選びについて紹介したので、医学部受験を志望する特定の層向けの内容になってしまいましたが、みなさんの受験校決めの参考になれば嬉しく思います。


個別指導・家庭教師の
自律学習サカセル

〒154-0001
東京都世田谷区池尻3丁目4-2 SSビル池尻901
Tel:03-5787-5563

HP:https://sacacell.jp/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?