ガンと言われて -13-
まだ執刀医先生の話は続く...
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「次の予約は来週木曜日の11時30分で。
これはね、わざと遅い時間にしているんだよ。
次に予約が入ってると、ゆっくり話せないから。
あ、時間になっちゃった、じゃあ今日はこれでってなっちゃう」
いや、それでいいけど。
私もそんなに長々聞いてても忘れちゃうし。
と、言えたらどんなに良いだろう😔
「今日は時間ある?
できたらこの後、術前検査をして欲しいんだけど」
手術の日まで約4週間もあるのに、今日術前検査するるの?
来週も来るのに?
来週の11時30分の予約前に、検査をすれば良いと思うのだけど。
とりあえずそれについては返事をせず、
「MRIの画像の写真を撮ってもいいですか?」
と聞いてみた。
「僕はね、画像の写真を撮るのとか嫌なの。
変な風に写して、それをネットとかに出されたら堪らないよ。
だったらちゃんと画像のコピーをあげるから。
他の先生は違うのかもしれないけど。
ただね、このMRIが下手くそでボケてるんだよ!
まったくさぁ💢」
執刀医先生、ちょいキレ気味。
え、ボケてるの⁉️
変な風に写すとか以前の話では?
ボケてても分かるの?
画像はDVDにコピーしてくれるそう。
とりあえず診察室を出る。
私の心が、だんだんと荒れ始めるのが分かる...
そもそも、私は1月から週1でこの病院に来ている。
それなのにちゃんとした説明をされたのは、今日が初めてだ。
私の場合、MRIより先に生検をしているので、早めに乳がんである事が分かっていた。
少しづつ説明してくれていたら、今日、こんなに長々と説明されなくても良かったのではないか⁉️
高いお金払ったのに、画像がボケてるって⁉️
落ち着け、私。
まだこれから外科部長の話がある。
...これ以上、何の話をするんだよ。
なかなか収まらない😔
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