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目の前のwant toに従って決断をしていったら、素敵な未来を切り開いていた話


本業で接客、人事労務管理、副業でキャリアカウンセリング、コミュニティ運営と経験してきた私が、未経験でマーケ職に社員として転職をして早3ヶ月が経ちました。

先日チームメンバーと未来について考えてたくさん思考したので、この気持ちを忘れないように文章に残します。(※最初に書いたのが11月末だから状況はだいぶ変化しています。)

未来バリュー

今期3Qで会社のスローガンとして掲げられているのが「未来バリュー」という言葉。
その名の通り、未来に価値を残す行動を意識して取ろうという意味が込められています。

私はこれ面白そう!やりたい!と思ったことには素直に忠実に動いてきた、好奇心旺盛なタイプです。
その分複数のことを同時に並行してやっているので、優先順位が下がっていってやらなくなり、自然消滅することもしばしば。
趣味のダンスなど、ハマったら10年も15年も続けるものの、これをやりきったぞ!と胸を張って言えるものが少ないのも事実です。
あのプロジェクトにだけ集中できてたらもっと成果出せたかな、ダンスにだけ時間を割けてたらセンター取れてたかな、とか。

何が言いたいかというと、目の前のwant toに忠実に生きすぎて未来を全く考えてこなかったのです。

そんな私が3ヶ月後、6ヶ月後、1年後、3年後、どうなっていたいの?と聞かれても全く思い浮かばないのです。
3ヶ月ならぼんやりとわかります。こんなことやっていたいかな〜今慣れてないけど3ヶ月後ならちゃんとできるようになっているかな〜と。
1年後、3年後なんて遠い未来すぎて現実が見えないのです。3年後には結婚してたらいいな〜みたいな。

でも、今私がいるスタートアップベンチャーという環境ではこんな考えではダメらしいです。
1年後チームとしてはどうなっていたいの?個人としては?そのために逆算して今やることは何?
常に考えさせられる環境にいます。

私こんなふわふわしていて大丈夫?前職では意識高い系だったけど、ここにいたらただの呑気なやつなのでは?場違い?
何回も何回もそんなことを思いました。

でも、前職のことを思い出してどっちが仕事楽しい?充実してる?と自分に問いかけた時、間違いなく今の環境なのです。

だから自分の今できることをやって、ここにしがみつかないと。

前職での苦悩

前職の時はおえらいおじさんが正義でした。

部長の言うことが全部正しいから何を意見してもしょうがない。あとはこれ以上忙しくなりたくない。早く帰りたい。ほぼみんなそう思っていました。

「年パス購入者のデータ取りたいです。家族で買いに来ているのは何割?男女比率は?居住地は?これによって打ち手も販促も変わってくると思います」

現場で接客業をしていて、初めて提案したのはこれ。年パス購入者には全員に個人情報を細かく書いてもらっているので、ただ登録しているだけでは絶対にもったいないと思ったのです。割と当たり前なこと。

でも帰ってきた言葉は、「忙しいからそんなに手回らないよ。しょうがない。

しょうがないという言葉で簡単に丸め込まれてしまうのです。

何か分析材料にならないかと勝手にデータ収集してExcelにまとめて分析をし始めた矢先に、人事部へ異動通告が出されました。
「今せっかくいろいろ始めたのにな」と思いながらも、本社に行けば裁量権が大きくなるかもと思って期待に胸を膨らませて異動。

ところが、人事部へ異動してからはもっと自由がなかった気がします。

現場にいた頃は、いろいろ決めていた先輩との距離も近く、年齢も8個くらいしか変わらなかったのでそれなりに評価をしてもらって意見をぶつけていました。

それに対して人事部は完全なトップダウン。部長は会社の役員さんで、年齢的には30個くらい上のおえらいおじさんでした。
40代のマネージャー、課長クラスでもペコペコしていて、提案資料を持っていっても部長がNOと言えばNO。素直に受け入れて帰っていく小さな背中に違和感を感じていました。

あれ?私こんな大人になりたいんだっけ???

疑問がどんどん大きくなっていって、何を提案してもしょうがないで済まされる環境が悔しくてもどかしくて、胃が痛くなりごはんが食べられなくなって、1週間仕事に行けなくなったこともありました。

幸い私は現場で接客をしていた時から危機感を感じていてキャリアスクールに通っていたため、グラフィックデザインや動画編集やライティングができ、単発案件も受けていました。個人のYouTubeチャンネルも運営していたので、そこらへんの知識もありました。

こんな辛くもどかしい想いをしてこの会社にいる必要ないのかもしれない。副業もしてるし、人事の知識もあるから失業保険のもらい方も知っている。

じゃあ会社辞めればよくない?

苦しんで苦しんでやっと辿り着いた答えを泣きながらマネージャーに話しました。
「30分お時間いいですか?」とか言ったくせに結局3時間。
身体中の水分を全部出すくらいの勢いで泣いたけど、結局「次が決まってないなら残っていた方がいい。何年もやっていたらチャンスが来るかも。」と言われて終わりました。

このあといろいろあり、異動前の上司に全力で引き留められながら辞めたのですが、長くなりすぎるので割愛します(笑)

運命的なタイミングでの出会い

最終出勤日が終わった8月4日、これからどうするかも未定で、転職の面接もほとんど受けておらず、周りから見たら結構心配される状況にいました。

正直勢いだけでここまで来て良かったのだろうかと何度も悩んだのですが、そんなこと言ってる暇もなく、翌日の8月5日に今の会社FinTの一次面接を受けていました。SNSマーケティング事業会社です。

ずっと好きでSNSに触れてきて、自分のありのままの姿、等身大の私を発信したいと思っていたところに、運命のように入ったSNSの会社の面接。

実際に面接官をしてくださった方とお話しした時に同世代の方々仕事にわくわくしている姿が印象的で、「これが求めている姿!すごい!ここに入りたい!」と思ったのを覚えています。

そこからはもう他の会社には見向きもせず、「FinTに入りたい!」とマーケティングやSNS運用についてわからないながらに調べて勉強し、バナー制作やSHEでのキャリアカウンセリングのお仕事で収入を繋ぎました。(といっても1ヶ月くらいですが)

相変わらず目の前のwant toしか見えていないですが、その時の選択は正しかったと、今振り返って思います。

8月末に最終面接を受け終えて、会社の最寄り駅まで歩いて電車に乗り込もうとした時に、内定の連絡をいただきました。
さすがに、「え?はや?!????」となりましたが、「これがスタートアップだ!!すごい!!!!」という感動を今でも思い出します。

実際に入社してみて

「なんでFinTしか受けなかったの?どこがそんなによかったの?」とよく聞かれますが、今の会社に入るまで、学生の長期インターンの存在もよく知らず、競合と呼ばれるような広告代理店やベンチャーの名前もわからず、ただ運命的なタイミングで出会ったのがFinTだったというのが正直なところです。

でもそんな何も知らない私が偶然出会ったのがFinTでよかったと思っているし、何も知らないながらも模索して、成長スピードが速くなくても自分なりに少しずつ前に進めている今が楽しいです。

人数が少なく、年齢関係なくいろいろな挑戦ができるこの環境だからこそ、もっともっと自分の強みを発掘して、自分にしかできない価値を見出していきたいし、今はまだ曖昧で抽象的な「自分の強み」や「自分にしかできない価値」を具体に落としこんで言語化し、目指していく2022年にしたいなと思います。

本当に本当にまだまだ未熟だからもっと当たり前のことを当たり前にやる!+αを考えて価値を生む!

最後に2021年を振り返って

2020年に自己投資として少しずつ種をまいていたのが、2021年に花開き始めた気がします。点と点が線になっていく感覚!

今年は、キャリアが充実したのはもちろん、キャリア以外の趣味の部分やライフスタイルなども大きく変化して自分で自分の道を切り開いていけた大満足の一年でした!

尊敬する素敵なパートナーとの同棲生活、社会人チアダンスチームの立ち上げメンバーとして加入、ずっと憧れていたアイドルダンスでのステージデビュー。

これからも自分のwant toに忠実に、でも未来の自分の理想の姿をしっかりと見据えて着実に進んでいきたいです。

今、個人的には、えらくなりたい、責任者になりたい、上に立って引っ張っていきたいというよりは、幅広くいろいろな知識を付けて人に教えられるようになりたい、愛を与える人になりたいというのが一番です。

自分が働きかけたことで誰かが喜んでくれたり幸せになってくれたりしたら、私も嬉しいし幸せだから。またまた抽象的で難しいのですが(笑)
具体的にどんなことをやっていきたいのかは2022年に考えて、形にしていきます!宣言!

好きな言葉は「現状維持は衰退」なので、進み続けます!頑張るぞ!


まとまりのない長い自分語りでしたが、ここまで読んでくださった方に感謝です❤
よいお年をお迎えください!

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