見出し画像

これからUXデザイナーになりたい人向け。必要なスキル5選!

UXデザイナーになりたい!UXデザインをやってみたい!と思っても、どんなスキルが必要なのか?
そもそもUXデザインって何をするのか?イメージが湧かない方もいらっしゃると思います。

今回は、これからUXデザインを始める方向けに、UXデザイナーとは何か?そして、UXデザインをするうえで必要なビジネススキルについて紹介します。

ビジネススキルは、物事の考え方やふるまい方に関する要素が大きいです。そのため、普段の生活に意識的に取り入れることで鍛えることができます。

また、必要なビジネススキルについて知ることで、なぜUXデザインをやりたいのか再確認することにもつながります。

ぜひ、最後まで読んでみてください。

UXデザイナーとは?


UXデザイナーとは言葉の通り、UX(ユーザーエクスペリエンス)をデザインする人のことです。

UXとは、製品やサービスを通じてユーザーが得るすべての体験のことで、UXデザイナーはユーザーにより良い体験を得てもらえるように製品やサービスでどんな体験価値を届けるかを設計する職業です。

UXデザイナーは、ユーザーインタビューやアンケートなどで実施するユーザー調査から、プロトタイプの作成といったビジュアルデザインに至るまで様々なプロセスに参画し、体験の設計を行います。

UXデザインに必要なスキル


UXデザイナーの仕事について理解いただいたところで、UXデザインに必要なスキルについて紹介したいと思います。

実際にUXデザインをする際は、もちろん技術的なスキルも必要になりますが、それらは実践とともに身に着けていく側面が強いと考えています。

本記事は、これからUXデザイナーになりたい人向けに書いているので、技術的なスキルは置いておいて、必要なビジネススキルについて紹介したいと思います。

1.実行力

UXデザインの現場では、デザインフェーズごとに様々な手法やフレームワークが用いられます。

ひとつの課題を解決するのにも、選択できる手法がいくつもあるといった状態です。

それらたくさんの手法を活用するためには、手法の内容を把握し、場面ごとに適した手法を選択し、実行に移す力が不可欠です。

例えば、ユーザーを理解するためのペルソナ法という手法があります。

ペルソナ法では、ターゲットとするユーザーを実在する人物さながらに、リアルに定義します。

リアリティのあるユーザーを定義することで、ユーザーに寄り添い、真に求めている価値を明らかにすることに繋がります。

手法について文字だけで理解することは難しく、ペルソナ法に関しても、初めてやってみると、なかなか難しいものです。

そのため、実際にやってみて身につけることが不可欠です。

UXデザインにおいて、実行力を持った人は、それだけ早く成長できるとも言えます。

2.データ分析力

UXデザインでは、アンケート結果やインタビュー結果などの調査結果を適切に分析して、解決すべき課題や提供する価値を見極めることが必要です。

そのため、データから本質を見極め、より効果的なアプローチを立案するためのデータ分析力が重要です。

また、分析力を活かせば身の回りの製品やサービスから、どんなUXが提供されているか分析することができます。

UXの事例を多く知ることで、UXデザインをする際の引き出しを増やすことができます。

3.共感力

UXデザイナーは、ユーザーに共感することでユーザーにとって本当に価値のある体験は何か?と考える必要があります。

価値を届けたいユーザー像を具体化し、どんな状況で、何を期待し、何を見て、何を感じているのか?と、その人の立場に寄り添った思考をすることが大切になります。

ユーザーに共感するためには、自分自身が実際に体験をしてみたり、インタビューなどを通してユーザーと直接対話することが有効です。

4.発想力

実際にどのような方法で価値を届けるか?を考えるうえで発想力が必要です。

同じ製品を使ったとしても、どのようなUXを体験するかは人によって異なります。

製品を単純な使い方で使って得られる体験も、もちろん重要ですが、発想力から生み出した、ユーザーの期待を超える体験は、大きな価値を生み出します。

発想力は、経験に依らずUXを始めたての人でも発揮できる力です。

画期的なアイデアは、先入観の無いフレッシュな人から生まれることも少なくありません。

5.コミュニケーション能力

どんな仕事でも大抵の場合、コミュニケーション能力は、必要だとは思います。

UXデザインをする上では、コミュニケーション能力は特に重要です。

UXデザインをする際は、他のUXデザイナーをはじめ、エンジニア、エンドユーザーなど様々な人と関わりながら仕事をすることが一般的です。

立場や、スキルの異なる人達と協力して活動するには、コミュニケーション能力が欠かせません。

また、自分の頭の中にアイデアを適切に人に伝えるためにも言語化能力という意味でのコミュニケーション能力が必要になってきます。

まとめ


本記事では、UXデザインをする上で必要なスキルとして下記の5つを紹介しました。

  1. 実行力

  2. データ分析力

  3. 共感力

  4. 発想力

  5. コミュニケーション能力

最初に書いた通り、実際にUXデザインをする際は、もちろん技術的なスキルも必要になりますが、それらは実践とともに身に着けていく側面が強いと考えています。

これからUXを始める人だからこそ、これまでの経験で培われた、ビジネススキルを活かすことで、早く活躍することができると思います。

本記事を読むことで不安が解消し、UXデザイナーになるための一歩を踏み出せたのなら幸いです。

宣伝


ブログ「UXデザイナーの備忘録」を運営しています。
これからUXデザイナーになりたい方、UXデザインに興味がある方向けに、UXに関する情報を発信しています。

ぜひ見てみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?