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12/31日記「初夢じゃなくてよかった」
年末年始休暇3日目、大晦日。
朝はゆっくり9時半くらいに起床。
眠りが浅いタイプなのか、寝てるときは毎日のように夢をみる。
今日も夢をみた。
1日ずれて初夢じゃなくてよかった。。
夢のなかで、橋を渡っていた。
時間は夕暮れ前だろうか。
行かなくてはいけないところがあるようだった。
この橋を渡る道が最短ルートではないとわかっているけれど、この道を進むしかない。
とてもじれったい感覚。
橋を渡り終えると、斜め右前方に目的地へ向かう緩やかな下り坂が続いていた。
しかし、すぐ足元にある下り階段がふと目に入って、吸い込まれるように階段をおりていった。
階段を4、5階分おりて着いたところは薄暗かった。
あたりを見まわして、灯りのついた看板を見つけた。
他に何もないので、おそるおそる看板の下の扉を開けて中へ入ってみた。
雑貨屋だろうか、なんだかいかがわしい雰囲気だ。
店内をうろつくと、地下へおりる階段をみつけた。
また下り階段か、と思いながらもおりてみた。
そこは薄暗いバーだった。
瞬間、フラッシュバックにおそわれる。
ここは来たことがある。
どこの駅だったか、寒い冬の日に終電まで飲める2軒目を探して入ったところだ。
一緒にいたのは、職場でアルバイトをしていた医大生のあの子。
家族関係に悩んでいるようだった。
こんなことまで話して大丈夫かな、と言いながら少しずつ話をしてくれた。
励ましすぎないように気をつけながら、話を聴いていた。
あっという間に終電の時間だった。
間違いがないように、間違いがないように。
踏みこみが甘かったかもしれない。
いつもそうだ、踏みこみ方がわからなくて後悔する。
夢の最後、じっとこちらを見つめられていたような気がする。
初夢じゃなくてよかった。
来年は覚悟を決めて踏みこめよ、そんな夢だった気がする大晦日。
よいお年を。
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