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僕の好きな言葉が生まれる場所

趣味は何ですかと聞かれたら、とりあえず「読書」と答えることにしている。
関係の深くない間柄でも無難な答えだし、実際に僕は「読書」が好きだ。

でも、本当に趣味といえるようなものは「プロレス」だ。
なぜ急にこんな話をし始めたかって、今日は6月10日。武藤の日だからだ。
ということで、プロレスラー武藤敬司をずっと「推し」ている。
僕の好きな言葉は、プロレスのリング(またはバックステージ)で生まれる。

中学生の頃、2歳上の従兄弟が僕よりひと足早くプロレスにはまっていた。
祖父の家に従兄弟と一緒に泊まったとき、初めて深夜にワールドプロレスリングを見た。朝まで闘魂烈伝(プレイステーションのゲームソフト)をプレイした。
*たしか、使用キャラクターを増やすために頑張ってプレイしていたのだと思う。

そんなこんなで従兄弟の影響を受けて、あっという間にプロレスに夢中になっていった。

その頃、プロレス業界を飛びだす勢いで「nWo」ブームが起きていた。
僕も「nWo」Tシャツをヘビロテで着ていた。
武藤敬司が「nWo」へ入るまでの流れに毎週ハラハラし、ワールドプロレスリングと週刊ゴングを楽しみにしていた。
(僕は週刊プロレスよりも週刊ゴング派だった)

僕は「闘魂三銃士」世代で、少し上の世代には猪木/馬場/長州/藤波/鶴田を好きな人が多い印象だ。
90年代後半にドップリはまり、波はあれど武藤敬司に魅せられてプロレスを見続けてきた。

昨年の2月、武藤敬司は引退してしまった。
東京ドームでの引退試合は思わず涙してしまった。
一緒に観に行った同僚がびっくりするくらい泣いてしまった。。

それからしばらく「推し」と呼べるほどのプロレスラーはいない。
でも、プロレスが大好きだし、また「推し」と呼べるくらい好きなプロレスラーを応援したい。

話ははじめに戻る。
趣味を聞かれて「プロレス」だと答えたときに、よい思いをしなかったことが何度かある。
きっとプロレスファンの方なら、なんとなく想像がつくのではないだろうか。
だから、「プロレス」をしばらく1人で楽しんでいた。

でも、3年前にふとしたきっかけで会社の同僚と、お互いにプロレスファンだということがわかった。
それから社内でプロレスの話をしていると、「実は私も、、」ということが相次いで、なんと今では数人のプロレス仲間となっている。

そんなことがあってから、自分の趣味がプロレスであることを隠さないことにしている。
プロレス観戦以外の日も、プロレスTシャツを着るようになった。
noteにもプロレスファンの方は多くいるようなので、読んでもらえたり繋がれたら嬉しい。
(とはいえ、プロレス用アカウントにしたいわけではないです)

さて、本日6月10日。武藤の日。
闘魂ショップでは、武藤敬司のパネルが飾られていました。

「驀進します!」の頃のオレンジタイツ武藤敬司
プロレスリングマスターの武藤敬司

僕が現地観戦したことを自慢できる試合の1つがこちら。

好きな言葉が生まれる場所とか言いつつ、極上のカードに言葉はいらない。
選手たちの一挙手一投足に酔いしれるのだ。

今日も後楽園ホールで極上の興業があったようだ。
あー、プロレスを観に行きたい。

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