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みんながコロナという社会問題の当事者の今だからこそ、毎晩7時からの夜の社会問題の勉強会『リディズバ』

こんにちは。
今日は最近夜7時からなるべく毎回聞くようにしているオンライン勉強会「リディズバ」と、その運営元のリディラバさんについて書いてみます。

コロナウィルスの影響で、トイレットペーパーやマスクの買い占めに始まり、店舗休業や在宅勤務、家にいる時間が多いことで家庭内暴力が顕在化するなど、これまで何不自由なく暮らしてきた人でさえも、こうした社会問題と無縁ではいられない状況の昨今の世の中、多くの人がその社会問題の背景や構造を知ることが非常に大切だと思っています。

今回のテーマの「リディズバ」の運営元であるリディラバさんは世の中の色々な問題を構造化し、社会の無関心を打破するということを理念に掲げていて、何というか非常に尊いことだな、と思うので勝手ながら書いてみようと思います。(何か内容が間違っていたらすみません。)

ちなみに毎日参加されてる方結構いるようで、Zoomのビデオ画面を見ていて、「あ、この人今日もいる!」なんていうちょっとしたコミュニティのようにもなってきているようです。

※この先ちょっと長くなってしまったのでとりあえず結論としては、リディズバ現場のリアルな話がきけて面白いから聞いてみてね。なお、この文章は私が勝手に書いているだけなので別に何か謝礼をもらって書いているわけではなく、ただ純粋にエールを送りたい(というとなんだか偉そうですみません…)と思ってご紹介しているだけなので、誤解のなきよう。

『アベノマスク』のバッシング

リディズバのことに行く前に少し最近の私たち皆にとって身近と思われる話題に触れてみたいと思います。

例えば世間では随分と叩かれている「全国約5000万世帯、1住所当たり2枚ずつのマスクを配る」、という政策。世間で非常に叩かれに叩かれているこの政策ですが、バッシングしている人のほとんどは、「マスク2枚に数百億円」という事実だけを見てバッシングしているように感じます。

経済産業省の浅野大介さんがマスク2枚の真相として理由などを書いた投稿をしていましたが、当然「なんとなくマスク2枚」、ではなく理由があります。

この投稿自体も、内容を理解した上でなのかそうでないのか分かりませんが、また炎上の種になってしまったようですが・・・

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この政策の良し悪しを議論するのはいったんここではやめておくとして、この浅野さんの投稿に書かれている背景については、少なくとも一つの主張として皆が知っていた方が建設的な話ができると思うわけです。

理(ことわり)が尽くされないと書いて理不尽

もちろん、皆が背景や構造を知るということはそれこそ背景や構造的に難しいことだというのはよく分かりますが、私個人としてはここはあきらめたくない、あきらめてはいけないところだと思っています。

どうしてそう思うのかといえば、背景や構造を議論せずに結論を急いだり罵声を浴びせるのはなんとも理不尽なことであると思うから。物事の背景が説明されずに何かを決めろと言われる、例としてはやや飛躍があるようにも思いますが、契約の条件は教えないけど契約しろ、と言われたら誰だって理不尽だと感じると思います。

別に言葉遊びがしたいわけではないですが、上のマスクの話だってそれに近しい状態、お互い(行政府側と国民側)がお互いを理不尽だと思う状況になってしまっています。国民側は、理由も説明されずにマスク2枚、だけ突き付けられたような感を覚え、行政府側は良かれと思ってしている事を頭ごなしに否定されていると感じているような状態といえるでしょうか。(当然、それぞれにもっといろいろな思惑はあるでしょうが。)

すれ違いの負のループ

この状況って、お互いにとってメリットのないもったいない状況だと思います。

国民と政府の間の関係、という点でいえば、例えば国民側の感情でいえば何かを言った所でどうせ何も変わりはしない、という日々の思いの積み重ねで、政府が何を言おうがはなから否定で入る。逆に政府側でいえば理由もなくただ否定だけしてくる国民の意見は選挙の参考にはするが聞かなくなる、というような負のループに入ることになります。(政府側の意見は例えばこう思っていたとしたら、ということでとらえていただけると。)

改善するには歩み寄るための共通言語が必要

このようなすれ違いの状況を改善するには、お互いに歩み寄るしかないと思います。そしてそのためには共通言語が必要です。

その共通言語はお互いが知っていること、理解できることである必要があります。そもそも理解できないことを言われても「確かにそうかもしれない」と妥協点を探すようなことなんてきっとしません。

まずは共通言語に意識を向けること

しかし共通言語があっても、まだ不十分です。お互いがその共通言語を知ろうとしなくてはなりません。そこにあるだけでは、意識を向けられることがなければお互いに歩み寄ることは起きないでしょう。

かくして「無関心を打破する」ということは非常に尊いことだと私は(も?)思います。まずは、少しでも知りたい、これはどういうことだろう、と意識を向けてもらうことからである、と。

・・・また少し長くなりすぎてしまいましたが、ようやくとうとうリディラバさんの話にたどり着きました。私は別に社員でも何でもない一個人ですが、社会が少しでもより良い方向に向かっていくには、多くの人が問題を認識し、おそらく単純で簡単ではないそれを受け止めることが今とても必要であると思います。

リディズバとは?朝ズバ・・・?

ちょっと口調が重たくなってしまったのでここからは少し軽めに行きます。笑

「リディズバ」とは、”社会の無関心を打破する”を理念に掲げる一般社団法人リディラバの代表の安部敏樹さんが毎晩夜7時から8時半までの間社会問題についてしゃべり倒す勉強会です。
(※追記:最近はゲストの方が来てそれぞれのソーシャルビジネスのお話しをされたりしています。)

詳しい経緯はよく知りませんが、きっと朝ズバからズバを拝借したのでしょう、安部さんがズバズバ話していくような感じです。(違っていたらごめんなさい😂)

扱うテーマは毎回違っていて、NGO法人の代表さんや官僚の方、などゲストの方が時々登場します。

まぁ何というんでしょう、ここまで読んでいる方だったら絶対面白いと思うので、聞いてみてください。(雑

リンク先のPeatixから「チケットを申し込む」で無料のチケットを購入してしばらくすると参加のためのURLが送られてくるので、それをブラウザかアプリで開けば参加できます。

安部敏樹さんてどんな人?

順番が逆な気もしますが、リディズバの語り手の安部敏樹さんについて勝手ながら紹介してみたいと思います。

安部さんは安部さんでも総理大臣ではありません。
最近だとTBSの朝の情報番組「グッとラック!」に出てらっしゃるようで、他の番組でもみかけたことあるのでこのえんじ色のTシャツに見覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

◎安部敏樹(あべとしき)プロフィール◎
1987年生まれ。東京大学大学院博士課程在籍。大学在学中の2009年に社会問題をツアーにして発信・共有するプラットフォーム『リディラバ』を設立。多方面から誰もが社会問題に触れやすい環境の整備を目指す。第2回若者旅行を応援する取組表彰において観光庁長官賞(最優秀賞)を受賞。2017年、米誌「Forbes(フォーブス)」が選ぶアジアを代表するU-30選出。
著書『いつかリーダーになる君たちへ』(日経BP社)『日本につけるクスリ』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。
◎「リディラバ」について◎
私たちの身の回りには社会問題があふれています。その多くが未解決なのは、当事者だけでは解決できない問題でありながら、多くの人が「自分には関係ない」と捉えてしまっている、「社会の無関心」が原因であると考えています。
ひとり一人がもっと気軽に社会問題の現場を訪れ、理解し、解決の一歩に関わろうとすること。私たちリディラバは、社会を構成するひとり一人と、社会問題の現場をつなぐ事業に取り組んでいます。

あとはネット探していてこのあたりも面白かったです。

おわりに

タイトルの割に自分の考えをただつらつらと書いてリディズバの事あんまり書いてないじゃないか、という突っ込みを受けそうですが、百聞は一見に如かずということで、興味を持った方は聞いてみてください。もし周りに興味のありそうな方がいたらPeatixのリンクやこの投稿をシェアしてみてもらえれば幸いです。

中で話されていたテーマについてまた投稿しようと思います!
長文読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m


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