正しいことなんて何もない

さっきまで笑ってたのに、

なんで真顔になるのーーーーーー。

カンボジアの何割かの子どもは、
カメラを向けると急に真顔になります。
(笑顔を見せてくれる子もいますし、地域によってその子どもの割合は異なります。)
それは昔、女の人が歯を見せて笑うのは下品とされていて、その考え方が残っているからだそうです。
(今は外国の文化が入ってきていて、その考え方を持つ人は減ってきているそうです。)
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子どもと写真を撮るとき、
今まで笑顔だったのに急に真顔になる子どもを見て私は、
「笑ってよ〜〜。」
って思いましたが、
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歯を見せて笑ったほうが、
楽しそうで幸せそうでいいなって思うのも
一つの価値観であって、
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歯を見せて笑ったら下品だと考えた
昔のカンボジアの人の考え、
そしてそれを信じてるカンボジア人の考えも
一つの価値観で、
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どっちが正しいとかいうことはなく、
その人が大事にしたい価値観が大切です。
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そのとき、私は自分の価値観を相手に押し付けようとしていたことに気づき、我に返りました。
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凝り固まった価値観の中でしか生きてなかった自分が、
海外に行くようになったり、
色々なコミニティーに入ったりして、
色んな人に出会って、
色んな価値観に出会って、
「ほんまこの世の中おもろいな」
って思うようになりました。
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同時に、
自分の価値観が周囲に受容されずに
苦しんでる友達の話もたくさん聞きました。
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こんなに色んな価値観があるからこそ、
もっと当たり前(自分の価値観)を疑って、
お互いの価値観を受容し合ったら、
もっとみんなが生きやすくておもろい世の中になるんちゃうかなって思います。
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